医療としての幻覚剤
石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジム
LOCOZYです。
今回はなかなか物議を醸しそうな
内容です。
ここ最近CBDオイルなど
合法的に大麻抽出成分を
フィットネス、ウェルネスの一環として
利用している人が増えています。
筆者もCBDオイルを使った経験がありますが、
確かによく眠れた気がします。
ただ大麻と聞くとまずは身構えますよね。
きっとどんな人でもそうだと思います。
中毒性は無いのか?
本当に合法なのか?
疑いたくなることはたくさんありますよね。
ここで驚いてはいけませんよ。
今回の記事は更に拍車が掛かっている感じです。
完全に麻薬でしょ?っていう薬物の
合法化に向けた動きがかなり具体的に
なっているようなんです。
決してこれらの使用を推奨するために
この記事を書いたわけではありません。
しかし、
世の中がどう動いているのかを
把握して自分ならどう選択するかを
考えておくことは決して無駄ではないと
思っています。
今の非常識が10年後も非常識であり続ける
確約はどこにもないですから。
今の流れを掴んでおきましょう。
元記事はこちらから。
以下翻訳です。
==============
メンタルウェルネスにとって
次の大きなトレンドは
幻覚剤が握りつつあります。
今回批判を受け入れつつ、
前進する道、
知っておくべき物質、
目の前の法的な障壁
を探っています。
旅行案内人

最近まで、幻覚療法は脇役でした。
ティモシー リアリーの異端な実験から
数十年単位でのドラッグとの闘いまで、
汚名は長引きました。
しかし
メンタルヘルス危機が強まるに連れて、
幻覚療法は再注目されるようになりました。
重要な介入もしていないのに、
WHOは精神疾患が
16兆ドル(1600兆円!)という
凄まじいコストを世界経済に
課していると予測しています。
これはパンデミックの間に34%も急上昇した
抗不安薬の処方に代表される
COVID-19による状況の悪化によるものです。
抗不安薬のような薬とは異なり、
幻覚剤は疾患の根源をターゲットに
していると専門家は言います。
幻覚精神医学のBrave New Worldの
著者はこのように説明しています。
”標準的な抗不安薬はストレス要因に対して
有効に働きます…
しかし、(抑圧の)基礎的な生物心理社会的要因に
直接アクセスし療養してくれるものでは
ありません。
対象的に幻覚療法は洞察や感情的な開放を通して
その次に続く外見やライフスタイルの健康的な
補正を促進します。”
偏見を抜きにして、
幻覚剤はセカンドチャンスを迎えています。
・合法化
国をまたいでコロラド州からワシントン州まで
着実に幻覚剤は合法化に向かっています。
オレゴン州はほぼ全てのハードドラッグ
(中毒性の高い薬物)を合法化しました。
・調査
2021年10月、
NIH(アメリカ国立衛生研究所)は
ジョンズホプキンズ大学に
幻覚剤を扱う研究のための連邦助成金を
半世紀ぶりに授与し、
テキサス州は初の幻覚剤研究センターを
立ち上げました。
・文化
マイアミのワンダーランド
(ディズニーワールド)のお祭りから
オースティンのサウスバイサウスウェストまで、
幻覚剤治療法は時代精神に
しっかり入り込んでいます。
強力な追い風と共に、
医療幻覚剤市場は最終的に
1000億ドルに迫ると
Canaccord Genuity(カナダの金融機関)は
報告します。
”潜在的な産業は巨大な規模です。”
こう語るのはMindstate Design LabsのCEO
ディラン ディナルドです。
加えてこう話します。
”メンタルヘルスは生命科学の中では
がんや循環器疾患に比べると
はるかに大きな規模の市場です。 ”
CB Insightsによると、
現金化を熱望して
ベンチャーキャピタリストたちは、
2021年に2019年の8倍になる
前例のない7億ドルを
幻覚剤医療企業に投資しました。
そしてこの産業は衰える兆しを見せません。
・幻覚剤療法のスタートアップ企業Eleusisは
2022年1月にSilver Spikeを4.5憶ドルで
SPAC合併する計画があると公表
・同じ時期、PsyMed Venturesは
医療用幻覚剤で事業を行っていく
スタートアップ企業のための
2500万ドル基金設立を発表
・Mindset Pharmaは2022年2月に
大塚製薬と500万ドルの取引を確定
・基盤を作ることでFluenceは、
次世代の幻覚剤療法士養成のために
300万ドルに迫る資金を獲得
幻覚剤の処方箋

資金を積み上げるにつれて
追うべきことは益々増えますが、
全ての幻覚剤が同じように
作られるわけではありません。
トレンドを分析すると、
次の物質が先導します。
ケタミン
明らかに有利な点としてケタミンは、
すでに合法化され医療目的で入手可能です。
そのほかのベネフィットとしては
幻覚を誘発する10時間LSDや
シロシビンとは違い、
ケタミンの効力は短時間であり
持続時間は1-2時間程度です。
そんなこともあり
ケタミンによる療法を提案する
スタートアップ企業にブームが来ています。
・ケタミン療法クリニックの
Field Trip Healthは2021年に
9500万ドルに迫る資金を調達し、
2024年までに75のクリニック開業を
目指している
・Dr. Bronnerは2022年2月に Entheaと提携し、
それぞれの従業員に無料のケタミン療法を
提供している
・在宅幻覚療法のための
遠隔医療プラットフォームである
Nue Life Healthは2021年6月に
300万ドルを調達し、
ウェアラブルデバイスからのデータを
自社のケタミン注射事業に統合する計画を発表
・ATAI Life Sciencesは抗抑うつ剤としての
R-ケタミン研究に対して
2022年1月にFDA承認を取得
MDMA
エクスタシー/モリーとして知られていますが、
専門家はすぐそこに迫る2023年には
MDMAがFDA承認を取得すると考えています。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と
診断されて間もなくMDMA補助療法を経験した
患者の2/3以上に効果を認めた有効な手段です。
・準備を整えてMindstate Design Labsは
2022年2月にMDMAベースの自社薬品に対して
1150万ドルのシード投資を受けた
・FDA承認を受け幻覚剤学際研究学会(MAPS)は
PTSDに対して推奨するMDMA処方から
7.5億ドルの臨時収入を見込んでいる
シロシビン
一旦MDMAが認可を得るとシロシビン
(いわゆる”マジックマッシュルーム”)も
すぐ後を追随すると予想されます。
2022年2月、ジョンズホプキンズ大学は
治療抵抗性うつ(TRD)に苦しむ患者が
シロシビン療法の2回投与後すぐの効果
(被験者の中には実質的な効果が
1年継続した者もいた)について
報告された重要な指標となる研究を
出版しました。
このことは権利を巡る
Revive Therapeutics から
Mydecine 、COMPASS Pathwaysまでの
企業によるある種の特許レースを誘発しています。
2020年後半に10億ドルで株式公開した
COMPASS Pathwaysは法律家や活動家、
ジャーナリストからの厳しい監視に直面しています。
この先は
幻覚剤業界での営利目的の出来心には
警鐘を鳴らします。
攻めのマーケティングから問題のある特許まで、
幻覚剤を扱う裏にある企業の興味は
欲望であると言っている人もいます。
幻覚剤は精神疾患を過去のものにして
ユートピアへの案内人だとする人もいます。
しかし、Field Tripのクリニカルダイレクター
Emily Hackenburgはこう主張しています。
”ケタミンのような薬物はパズルの強力なピースです。
しかし、それらは魔法の弾丸ではありません。”
したがって幻覚剤はリスクなしでは語れず、
全ての人にとって変革的なものではありません。
要点
幻覚剤はメンタルヘルスを変えるのでしょうか?
それともこのムーブメントは失速するのでしょうか?
その答えは法律上認められた範囲で用途が守られ、
同時に幻覚剤は万能ではないという認識の間の
どこかにあります。


“医療としての幻覚剤” に対して1件のコメントがあります。