できないことをできるようにするためには、シンプルで続けやすいエクササイズを提案すべし!という話
石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジム
LOCOZYです。
今回は、
できないことを
できるようにする
動作改善や動作学習について
目標を達成するために
当方が大切にしている考え方を
書いていきたいと思います。
直接的ではなくても
あなたの動作改善に対する
何かしらのヒントになれば
うれしく思います。
何を置いても
シンプルに!

分かりやすい!
簡単!
まず、
これに勝るものはありません。
”毎回難しいことチャレンジ…”
”質高く再現する…”
いつもそんなことができるほど
暇じゃないのです。
注意点が10個も20個もあること
続けられますか?
多分めんどくさくなって
フェードアウトが関の山では?
トレーナーの意図を
共有する上でも、
継続する上でも、
シンプルなことを採用する
メリットはかなり大きいです。
情報量は少ない方が
意図がしっかり伝わります。
↓
簡単にできると
続けるハードルが下がります。
↓
継続できると
成果につながる確率が高まります。
何よりも
続けるための施策を
徹底しましょう。
継続は力なり!です。
的確にポイントを突け!

続けられることを前提に…
行うことの質にも注視します。
しっかり課題を解消できる
内容になっていないと
どれだけ続けても
効果は限定的です。
効果を出すためには
提供するエクササイズを
採用する上で必要な情報を
最大限集めて、
起きている現象と
原因がどうつながるのか
筋道を立てる必要があります。
その結果、
最も効果が見込めるものを
トレーナーは採用しています。
正直、
その後どうなるかは
神のみぞ知るです。
上手くいくかもしれないし、
全然効果が出ないかもしれない。
だから二の矢三の矢を準備して
経過を追います。
具体例を使って
どんな提案をしたか見ていきます。
腰が痛くなる…
サーフィンをしている
男性の話です。
筆者もサーフィンをしていて
腰に違和感を持った
(アレはもはや痛かった)
ことがあるので、
どんな状況なのかも
イメージを共有して
話を進められたことも
大きかったです。
まずは
何故痛くなるのかを探る
パドリングで腰を痛めることは
多いと感じます。

特に男性は
胸椎(胸の高さの背骨)の
可動性が低い場合が多いので、
ボードの上でうつ伏せになり
顔を上げてパドリングすると
腰椎(腰の高さの背骨)の
椎間関節に高圧迫を強いる
状態になっていたり、
水を掻く動きで
腰に過剰な負担を
掛けていたりします。
この状態を解消するためには、
胸椎の可動性を高めて
腰を反らずに
胸を持ち上げる動きと
みぞおちレベルでの
体幹回旋のキャパシティを
大きくする必要があります。
実際に当事者の男性に
背骨を反る動きを
してもらうと、
胸椎で反る動きが小さく
胸椎と腰椎の境目で
いきなり折れ曲がるような
動きをしていました。
見るからに腰に負担を感じます…
このことが大きな要因である
可能性が高いです。
動きの再学習を促す
これを踏まえて、
3つのエクササイズを
提案しました。
一つは
背骨全体の動きを広げる
キャット&ドッグ。

四つばいで背中をうねらせる
動きです。
背骨全体で丸まり、
背骨全体で反る動きの
イメージを確認しました。
次にピラティスで言うところの
スワンダイブです。

腰椎を動かさないようにしながら
胸椎を反って
胸を持ち上げる動きです。
腰と胸を別々に動かすので
少し考えることが増えますが
腰を守りながら
胸を張っていく動きを
覚えるのには
最適なエクササイズです。
最後に
胸椎の回旋可動域を高める
エクササイズです。

四つばい姿勢から
胸を張って肘を付き、
みぞおち以下は
固定した状態で、
左右の肩を床に付けるように
回転します。
火で炙った焼き鳥を
網の上で転がすイメージです。
2個目と3個目のエクササイズを
当事者の男性に紹介した時に、
”そんな動き人間にできますか?”
という質問が飛んできました。
普段することが無い動きだと
思うので無理もありませんが
彼の中で動きのイメージが
乏しいことが伺えます。
逆に言えば、
この動きについては
伸びしろが大きいので
しっかり変化する可能性も
高いと予想しました。
問題の重心を捉える
まとめます。
やったことは、
状況を聞いて、
動きを見せてもらって、
色々な情報を統合した時に
より多くの情報に共通する要素を
探しただけです。
今回の場合は
その重要要素が
背骨(特に胸椎)の
可動性だったと
思っています。
この方、
実は筋トレも頑張っているのです。
経験的に
筋トレしている男性は
胸椎を含む脊柱の可動性が
低い場合が多いです。
強く出力するために
関節可動域を制限して
土台を安定させようと
するのだろうと思っています。
その結果、
スポーツ動作に
支障をきたしてしまっています。
スポーツのパフォーマンスを
高めるために筋トレをする場合も
少なくないかと思いますが、
その筋トレが痛みの原因になって
しまうというのは皮肉な話です。
体を鍛える上では
こんな落とし穴にも
注意しなくてはいけませんね。
先日改めてお話を聞くと
腰の状態はかなり良くなったようで
順調にサーフィンできている
ようです。
エクササイズが
効いたのかもしれないし、
大崩れしない程度の痛みで
サーフィンを継続できたから
体がスポーツ環境に
適応したのかもしれない。
要因は様々あるので
断言はできませんが
トータルで快方に
向かっているようです。
個人的には、
筆者もサーフィンの経験があって
共感を強く持てたことも
大きいと思います。
経験があったからこそ、
メッセージに説得力が乗って
継続した行動を促せたのかも
しれません。
お伝えしたエクササイズも
継続してくれているようで、
ポジティブな影響力を持てたことをうれしく思います。
最終的に状態を変えることが
できるかどうかは
当事者が行動できるかどうか
だと思っています。
トレーナーを含め
周りの人間ができることは
その行動を後押しすること、
行動に移しやすい環境を
整えることに尽きます。
その引き出しの数が多いほど
色々な選択肢を取ることが
できるので、
”知っている”ということが
一つ大きな武器になりますね。
今後も要所要所で
サポートを続けていきます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
