【パーソナルトレーニング】やること全てをつなげて魅力的なセッションにしよう!【意味のないことをしない】

今回は、正直需要があるかどうか分かりません。Googleでもサジェストワードが思いつかず正確に検索できていません。それでも、検索にヒットするかどうかに関わらず私の思ったことを書いていきたいと思います。

今回はパーソナルトレーニングに対する私の姿勢をお話します。1つのセッションをどのような思いで実施しているかが伝われば幸いです。このあと詳しく説明しますが、簡単に言うとセッション中の全てのアクションを目的に合わせて最適化して提供したいと思っています。全ての行程にストーリーを持たせて目的につなげます。そのセッションで頂いた時間を非日常的な収穫の多い時間にしてもらうのがイメージしているところです。

お客さんにはもちろん、同業のトレーナーの方にも是非読んでもらいたいと思っています。お互いに色々なことを感じながらセッションに向き合っていると思うので情報交換できればと思っています。感じたことなど是非コメントいただければ幸いです。

それでは、いきましょう。

お客さんのメリットになることしかしない

全てはここから始まり、ここに帰結します。

もっとも、これはパーソナルトレーニングに限ったことではありませんが、時間とお金を掛けて来ていただいていることを思うとより強く意識します。どんなことでもそうですが、何かを行動に移すのって結構体力要りますよね。色々調べて、意思決定して、行動に現す…結構色々なステップを踏みます。正直、何もしないのが楽ですよね。ましてや、「こうなりたい!」という理想は持っていても、今すぐ行動しなければ決定的な不利益を被る状況(命に関わる疾患など)に置かれている人はそこまで多くないはず。誰にとっても、ずっと未来のことより今すぐしたいことの方が魅力的です。

こんな実験があります。
『超』が付くほど高級なチョコレートが一箱あります。今すぐ食べるのであればそれを半箱分、1週間後に食べるのであれば一箱分もらえます。あなたはどちらを選びますか?



この選択肢を示されると多くの人は前者(半箱分もらう)を選びます。でもこれをもっと時間軸を伸ばして質問すると答えが変わります。

同じチョコレートを1年後に半箱、1年と1週間後に一箱だとどちらにしますか?
きっと、多くの人は後者を選びます。

どちらも聞かれていることは同じで「あなたは1週間待てますか?」ということなのですが、1年後は遠すぎてその1週間の差を正確に認識できないんですよね。それくらい人間の感覚は曖昧です。
生命保険とかもこのロジックを応用しています。こちらは目先のことではなく、何十年も先に掛け金に何%か上乗せして返ってくるというところに注目させて商品を売ります。確かにお金は増えて戻ってくるんですが、それまでの数十年は保険会社にお金を払い続け可処分所得が減りますよね。万が一に備えるのが保険ですが、そのお金が手元にあれば…とも思ってしまいます。この辺は個人の価値観によりますけどね。

話を戻します。
つまり、「今すぐにしたい!」という感情は強力です。今したいと思うことがあなたの最優先事項です。それを振り切り、未来にリソースを投資できるのはそれだけで物凄いことだと思っています。そうやって来てくれた方に対して私のできる最大限のことをしたいと思うわけです。

セッションにストーリーを持たせて全てにつながりを

イメージとしては、セッション時間を非日常で満たしたいんです。適切かどうかは分かりませんが、エンターテイメントに近いです。目指すは千葉にある夢の国ですかね。笑

もちろんトレーニングとなれば、からだを動かし自分に負荷を掛けるので単純に楽しいばかりではないかもしれません。それでも、その中で気付きを得てもらったり、フォームの乱れがなぜ起こるのか、どうすれば動きが安定するのかを感じてもらい、自分にチャレンジすることそのものを楽しんでもらいたいと思っています。目的に向けて同じ時間を過ごすのであれば、グッと耐えるよりも楽しむ方が良いですよね。そういう時間と空間を過ごしてもらいたいと思っています。

そのようにしていく上で私が意識しているのは1つのセッションの中で初めから終わりまでに一貫したストーリーを持たせることです。もちろん、これは1回のセッションだけに留まりません。目的から逆算して現在必要なことまで落とし込みます。そうした上で1回ずつのセッションを組み立てるイメージです。

1セッションの中でもメインとしてしたいこと、こうなって欲しいことを設定します。1時間後にこれが出来て帰宅して欲しいというところをイメージします。そのために必要なことを逆算してウォーミングアップやアクティベート(活性化)エクササイズとして採用するようにしています。もちろん、お客さんの個性や個別の状態に合わせてです。それが無ければパーソナルになり得ませんからね。

以下、余談です。
必要だと思う要素は盛り込みますが、それらの時間配分は均等ではありません。均等にすると最もしたいことの時間が少なすぎます。やっぱりメインのエクササイズに多くの時間を割きたいですからね。根性論とかではなく、できるようになるために絶対的な量は必要です。だから、簡単には身に付かないはずです。短期間で身に付いたとしてもトレーニングを中止すれば効果はあっという間に消失します。

しっかりと量を積み上げていく中で、運動学習が起こり、習慣化されていくイメージです。エラーを動作学習してしまうのは目指すところでは無いので正確で質の高い動きを繰り返せるようにサポートします。セッション中の全ての動作について客観的な目(つまりトレーナー)からフィードバックを受けられることがパーソナルトレーニングの最大のメリットだと思います。

だから、どんなにベテランのトレーニーでもパーソナルトレーニングで自分に投資します。プロのボディービルダーがパーソナルトレーナーと契約するのもそういう理由です。自分の悪いフォームを指摘されたくないとか、初心者で何も分からないからパーソナルトレーニングはちょっと…っていうレベルの話ではないんですね。『より良くなるため』理由はこれだけで十分です。そこに経験値、有名無名は関係ありません。むしろ何も分からないなら分かるようにすべきです。そのためにパーソナルトレーニングをやるのもかなり有効な手段ですよ。


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余談はこのくらいにして本題に戻りますね。今回は、脱線が多い…
次に【お客さんのメリットになることしかしない】という話の具体例を逆説的に挙げてみたいと思います。

時間稼ぎの体幹トレーニング?必要な体幹トレーニング?

セッションを提供する側になると、パーソナルにしろグループにしろその時間をしっかり埋められるかどうかが気になるものです。
料金の案内とともに時間を設定している場合がほとんどですからね。お金と時間を天秤に掛ける価値基準を採用する場合って結構多いですよね。私も購入側であればそうすることが多いです。\3,000で10分よりも\3,000で30分の方を選びますよね。

だからその時間を埋める手段を考えてセッションする頭も正直に言うと持っています。つまり乱暴な言い方をすれば、数で攻めよう!と言う訳です。笑
みそくそ、玉石混交…要不要は二の次で、次から次へと種目を並べて時間を使うことないですか?もちろん、そのようにどんどん種目を消化することが必要な場面もあるでしょう。でもそう判断している時点で目的に向けて動けていますよね。そのように目的がはっきりしないのに、種目を並べ続けるのはかなり危険だと思っています。

エクササイズの立場から言うと(人格があるわけではありませんが。笑)その犠牲になるのは「体幹トレーニング」君でしょうか。笑
フロントブリッジやプランクと呼ばれるエクササイズに代表される姿勢維持のエクササイズは何に付けても行われます。もちろん、姿勢維持、体幹部分の剛性を高めるアプローチが必要な人はたくさんいるのでそれが目的であれば全然問題ないです。むしろやらないといけませんよ。

でも各エクササイズでのトレーナビリティ(つまりトレーニング効果)は目減りしていきます。どんどんプログレッションしつつ、このような体幹トレーニングはウォーミングアップでサラッとやるくらいまで分量を落としていくものだと思っています。いくらからだを固めるのが上手くても、それで達成できることを目的にしている人はほとんどいないんじゃないでしょうか?動きの中で機能させることが最終的に行き着くところです。

もし毎回のセッションでずっと同じフロントブリッジを続けているなら、一度トレーナーさんに何故同じエクササイズを続けているのか聞いてみてください。しっかり目的に合わせてプログラムしてくれているのであればしっかり説明してくれるはずです!

トレーナー側の立場から

何故煽り基調なのかというと、これ過去の自分に言ってるからです。

当時はお金を頂いている以上、その時間をしっかり埋めることが大切だという思いが強すぎたんですね。もちろんその部分も大切です。でも、お客さんが求めている、期待しているのはそこじゃないですよね。時間稼ぎされるなら早く終わって自分の使いたいように時間を使いたいです、私なら。

トレーナーが密に関わることで変われるかもという希望を見せること、トレーニングを通して目的を達成できるイメージを持てることがパーソナルトレーニングの価値です。その価値に対してお金を払ってもらうようにしていかないといけないと今は思っています。時間を掛けることが大切なわけではありません。

むしろ、出来るだけ短い期間で目に見える変化が出た方がいいはずです。でも仮に10分で結果を出せたら、それはそれでクレームが付くかもしれません。笑 
その理由は時間当たりの単価が上がるからなのですが、この様に価格にこだわりが強い人はお客さんになり得ない場合が多いです。セッション中も単価が気になって仕方ないんじゃないでしょうか。そういう人を満足させるために引き伸ばし工作的な対応をするのか、トレーナーが提供したいと思っている価値に共感して取り組んでくれる方にプログラムを立てるのかは火を見るよりも明らかですよね。

無駄な時間を過ごさせない

長々と書いてきましたが、まとめます。
繰り返しになりますが、無駄なことをしない、無駄な時間を過ごさせない意識を持つしてことはプロとしてとても大切にしたい視点です。全てにおいて必要なことだから取り組むっていうことにこだわりたいと思います。それが、パーソナルトレーニングを受けると決めて行動してくれたお客さんへのリスペクトです。やって良かったと思ってもらえるセッション運営に磨きを掛けていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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