【これで解決】自分のやる気を高める方法。実は、毎日やっているアレです。【フィットネスにも応用可】

何をするにもやる気を持てるかどうかでその結果はかなり変わりますよね。今回はやる気を上げるユニークな実験をした論文を紹介し、簡単にやる気を上げることの出来る方法を紹介してみたいと思います。日常のあらゆるシーンではもちろん、筋トレなどフィットネスシーンでもよく見掛ける”アレ”を使った方法です。

ソース:https://academic.oup.com/cercor/advance-article/doi/10.1093/cercor/bhab096/6227018

鏡で自分の顔を見てみよう

photo of woman looking at the mirror
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

結論は「鏡で自分の顔を見る」、これだけです。簡単ですよね。
しかも、実験では自分の顔が見えたと意識できないくらい一瞬の情報でも脳はしっかり反応していたということが明らかになっています。更に目やあごのラインなどをかなり極端に修正した自分の顔の画像を使っても同じようにやる気を上げるドーパミンを放出する領域の「側坐核」が活性化したと報告されています。

論文の概要を見てみましょう。

論文内容まとめ

photo of person holding mobile phone
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ポイントは以下の点です。
1.自分の顔をサブリミナルに表示されても脳は活性化される
2.パーツの大きさを修正しても効果は変わらない
3.潜在意識レベルで認識できるので意識させずにやる気や情報処理能力を高めることが期待される、自己の情報はとても価値が高いものとみなすために起こる現象

一瞬でも脳は分かっている

まずは、これです。
自分の顔が見えたと認識できないくらい一瞬の画像でも脳はその情報に反応します。
実験の内容としては、マスク刺激と呼ばれる色々な形の画像がランダムに組み合わされた2つの画像の間に一瞬自分の顔写真が映し出されるものでした。
【何もない状態:4秒 → マスク刺激:0.1秒 → 自分の顔:0.025秒 → マスク刺激:0.5秒】

このわずか25/1000秒の情報で脳が活性化されることがMRI撮影から確認されました。潜在意識レベルで情報が処理されているらしいです。
画像などはこちらから確認してください。
https://www.fnn.jp/articles/-/182389

顔のパーツの大きさを修正しても活性化される

面白いなと思ったのは、目の大きさやあごのラインなどをかなり大幅に修正しても修正しない場合の顔写真と同じように脳が活性化されたということです。論文の中では、配置や顔の面積に占めるバランスではなくて、各パーツの形で認識しているのではないかと結論付けていました。

リンクのサイトにある画像を見てもらうと分かるのですが、マイルドに修正した画像とかなり極端に修正した画像があります。極端な画像は髪型や服装などの情報がないと同一人物とは判断できないくらい別人に見えます…それでも脳の活性化のレベルは変わらなかったということなんですね。それであれば、出来るだけ盛れている写真を使った方が気分的にも上がるかもしれませんね。笑

全くの専門外ですが、このことはアイデンティティ?を持つことにも結構関係してくると思っています。あなたはいつから鏡に映った顔を自分だと認識できていましたか?私は分かりません。笑
でも誰に教わった訳でもなく、気が付いたら知っていたような感じなんじゃないかなと思います。少なくてももうすぐ2歳になる娘は半年くらい前には写真を見て自分を指させていましたね。かなり早い段階で自己の顔を認識するようになるのかもしれません。普段見ているはずの人の顔でも鏡越しに見るとかなり印象が違って見えたりもしませんか?何がどう違うのかは上手く説明できないんですが、何となく違和感を持つんですよね。これも個人をどのように認識しているかのヒントなのかなーと思いました。
すみません、完全に余談です。

無意識レベルでやる気をコントロールできるかも?

この実験から潜在意識レベルで認識して脳が活性化されることが明らかになりました。つまり、「よし!やるぞ!」という自分が認識する感情の高まりに関わらずモチベーションが上げられる可能性もあるってことですよね。

このツールが欲しい、経営者や教育機関関係者も多そうです。対象者の意欲や作業効率を意識させることなく高められる可能性があるんですからね。でもこれ、1つ間違えば危険なことかもしれませんよね。
この実験でも使われた瞬間的に情報を与えることによる影響を「サブリミナル効果」と言います。
テレビ放送中にランダムなタイミングでコーラの写真を瞬間的に差し込んで視聴者に見せると放送終了後にコーラの売り上げが爆伸びしたという実験もあります。今回の実験同様に意識には上がってこなくても潜在意識では情報を処理しているんですよね。潜在意識に埋め込まれた情報から行動が引き起こされたわけです。むしろ潜在意識を動かされる方が強力で自制できないような気もしますね。
実際に、テレビなどの放送事業者には法律でサブリミナル効果の使用は禁じられていたと思います。それくらい強力な作用を引き起こすんですね。

トレーニングで鏡を使う意義

今回の情報をフィットネスと関連付けて考えてみようと思います。
サブリミナル効果は強力で悪用しようと思えばいくらでもできそうなものですが、自分に対して有効に活用するのであれば問題ないですよね。かなりフィットネスにも応用できそうだなと思います。

運動できるところに行けば、筋トレゾーンでもスタジオでも必ず1つくらいは鏡がありますよね?それを使うことでやる気アップにつながるかもしれません。筋トレにおいてはそのフォームの自分に対する即時フィードバックとして鏡を多用します。自分の感覚と実際の動きには結構ギャップがあったりします。その差を埋めるために鏡を使うのは有効な手段です。この普段やっているフォームチェックが実はやる気アップにもつながっているのかもしれませんよね。

トレーニングを始めてまもない女性の中には自分の姿を見たくないと思う方もいらっしゃるかもしれません。実際に今までお会いしたお客さんの中にもそういう声はありました。
その点についても今回のテーマとマッチしそうなものがあるので取り上げてみたいと思います。

ネガティブな情報についても意識せず脳は認識しているらしい

man in blue and brown plaid dress shirt touching his hair
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個人的には頑張っている姿をネガティブに捉える必要は全くないと思っています。ましてや醜美のいかんに関わらずそれが自分であれば尚更重要になることは、ここまでお伝えしてきた内容からもご同意いただけるのではないかと思います。どんな自分であれ、脳はそれをポジティブに捉えようとすることが示されている訳ですからね。

ただ、ここで関連した情報を付け加えるとすると不安や恐怖などのネガティブな情報もサブリミナルに受け取れてしまうことも別の研究から分かっています。先に示したような瞬間的な映像で苦痛にゆがむ人の顔を映し出すとこちらも潜在意識レベルで反応し不安や恐怖の感情の中枢である扁桃体が活性化することが分かっています。様々な感情はその時の状況や行動と紐づけられやすく、それらを結びつける脳内のネットワークも強化されてしまうんです。ポジティブな感情であればいいのですが、不安や恐怖の感情が全く関係の無い行動と結びつく可能性もあり得るということです。これが、不安障害やパニック障害の一因とも言われています。

これをフィットネスの場面に当てはめると、【自分の姿】、【ネガティブな感情】、【トレーニング】が結びついて苦痛でしかなくなってしまう可能性もあります。これは本来目指したいものではありませんよね。

更に踏み込むと、筋トレしている時の険しい表情を、【ただただ、苦痛に耐えている】と捉えるのか、【そのウェイトに負けないように闘っている】と捉えるのかでもその場面で持つ感情は違いますよね。前者はネガティブ、後者はポジティブなイメージを持てます。でも起きている現象、目にしている現象は同じです。つまりは気の持ちようで結果は大きく変わります。今より良くなるんだというポジティブな見方も一緒にトレーニングしていきたいですね。
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鏡で自分の顔を見てやる気を上げよう

man in black suit achieved an accomplishment
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

最終的にはかなりメンタル面の話にもなってしまいましたが、自分の顔を見ることがあなたをポジティブな気持ちにさせ、やる気を高め、作業効率を高める可能性を秘めてることをお伝えできればと思っています。

この論文を紹介していた記事では、自分に関する情報は人間が生物として生き延びるために価値が高いものだから優先的に処理しようとするためではないかと書かれていました。それを読むと、自分だけではなく親や子を大切に思う気持ちなんかも今回紹介した論文の内容で説明できるのかな?とも思います。

自分の顔がやる気を高めることはフィットネスを始め、色々な場面で役に立つことが多いのではないかと考えます。あなたの生活の場面で少しでもこの情報が役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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