【個人的見解】いいフォームで筋トレすることを目指すのはちょっと違うと思った話

いきなりタイトルとかけ離れた話をしますが、
どうぞ離脱せずにお付き合いください。
しっかり回収しますので。

先日、
以前クライアントだった
高校生ハンドボール選手と
連絡を取りました。
県総体も近いし、
応援の気持ちも込めて。

それで色々近況を聞いていたら、
U-19日本代表の候補合宿に
呼ばれたと言うんですよ。
すごいですよね!

どうやら、
とある選抜選考会での評価が
高かったらしく、
その実績から声が掛かったようです。

LOCOZYに来てくれたのも
この選抜選考会を控えている中で
ケガをしてしまって、
どうやって復帰までを
プランしていけばいいのか
分からないからということが
きっかけでした。

初めて会った時から
このやりとりまでに
感じたことが色々あったので
サクッと書いてみたいと思います。

どんなトレーナーがいい?

man carrying barbel
Photo by Victor Freitas on Pexels.com

これ、愚問ですかね?笑

当然、“優秀なトレーナー“に
付いてもらいたいと思うことが
ほとんどだと思います。
ほとんどというか、100%ですよね。

じゃあ、
“優秀なトレーナー“とは?



私の答えは、
願いを叶えるのに役立つトレーナー
です。

この考えをベースにして、
LOCOZYでは
フィットネスで人生をもっと豊かに
と表現するようにしています。

フィットネスで介入できる手段を使って
今よりももっと良くなろう!

ということですね。

だから、
クライアントの目的に対して…
どんな関わり方が有効か?
どんな提案なら
やってみようと思ってもらえるか?
この辺りはめちゃくちゃ考えます。

今回のケースで言えば、

いかにスムーズに回復して
目標とする日に合わせて
高いパフォーマンスを発揮できる
状態にするか

これがミッションでした。

このミッションを達成することが、
当クライアントにとっては
人生を豊かにすることにつながりますよね。
この選考会で結果を出すことが
強く願うことだったのですから。

全てのクライアントに対して考え方は同じです。
それぞれのクライアントの
“したい!なりたい!”
に対して当方の持っているものを
フィットさせていくイメージです。

故にアプローチ方法は十人十色であり、
ゴールとするのは今よりも良くなった自分を
実感することに収束されます。
だから“フィットネスで人生をもっと豊かに”です。

こう思うと
筋トレが上手になることを目的にするのは
ちょっと違うよなーとなって、
この記事のタイトルになったわけです。
無事、回収。

筋トレは
一つの手段でしかない

person carrying black barbell
Photo by Victor Freitas on Pexels.com

手段の目的化ってよく聞きますよね。

痩せるために運動していたのに、
いつの間にか運動すること自体を
求めるようになってしまうパターンです。

上の例のように
行動することが目的に適っていればOKです。
動けば痩せるので、
余計な思考を挟まずにコツコツ淡々と
続けられて最強に結果出ると思います。

逆に、
何も決まらないのに毎週絶対に集まって会議!
とかは意味ないですよね。
これは集まることが目的になっていて
何も生み出してません。
これは良くない手段の目的化かと。

傍(はた)から聞くと
この話よく分かるんです。

でも当事者になると…
視野が狭くなる、
近くしか見えなくなる、
目の前のことに必要以上にこだわり出す

こんなのがあるあるな気がします。

トレーニングも一緒で、
(こんなこと言うものなんですが…)
純粋に筋トレがしたい人なんて
一握りじゃないかと思うんです。笑

あくまでもなりたい姿に向けた
数多くある手段の一つですから。

これ、
ピラティスでも、
ストレッチでも、
色々な食事制限?でも、
みんな同じだと思います。

目的に対しての最適解が
実際のセッションで行われる
各トレーニング種目であるので
その点は見失わないように注意です。
これは自分自身にも強く言っておきたい
ところです。

この感覚を
今日とか次回のセッションなど
短いサイクルではなく、
もっと長いスパンで持つことが
ピリオダイゼーションや期分けと言った
考え方につながるとも思っています。

あえて追い込むとか、
あえて強度を落とすとか、
最終的なパフォーマンスを最大化する
ための波を作るアレです。
計算すると今日のトレーニング効果は
10日後に最大化されて現れたりするので
いかに戦略的に進めるかが重要になりますね。

“なりたい姿“を叶えるのが
私の役割

lady in beach silhouette during daytime photography
Photo by Jill Wellington on Pexels.com

今回の高校生クライアント対しても
単純に筋トレフォームに介入したのは
全体の中のほんの一部です。

ケガした箇所の周囲の状態を良くすること、
競技に必要な能力を高めること、
シンプルな運動能力(持久力、瞬発力)を
高めること…などなど

枝葉を見る↔︎木を見る↔︎森を見る

これを何往復もしました。

結局は強く速く多く動けないとダメだし、
動けたとしても細部の問題で
十分に力が発揮できなければ、
パフォーマンスが高いとは言えないからです。

そんな風に考えて
選考会までのプランを立てて実践して、
その結果として
U-19日本代表候補に推薦される
インパクトを残せたので、
しっかり役立つ関わり方が
できたかなと思っています。

こんな感じで、
最終的にはクライアントのなりたい姿に向けて
持てる力を発揮していくのが
めちゃくちゃ大切なことだよなーと
実感した次第です。
これは、
アスリートに対しても
健康づくりに対しても。

こんな考え方のトレーナーが
運営しているジムですので、
ご興味あればぜひお問い合わせくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

LOCOZY
森崎 貴志

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