【農業をより良く】noteで注目しているクリエイターさんを参考に農業の現状を知りたい
あなたはnoteっていう配信サイトを知っていますか?
ブログを書けたり、
ツイッターのようにつぶやけたり、
音楽や映像を配信することも可能なプラットフォームです。
誰でも無料でアカウントを開設出来て、とても気軽に自分の情報発信サイトが作れます。
そんなnoteのクリエイターで私が注目しているのが、
ひらっち【フリーライター×農家の経済自由人】さん(https://note.com/writer_farmer)です。
ご自身も農業を営んでいて、農業にまつわる取材や執筆活動もされているアクティブな方です。
今回、ひらっちさんの記事を通して感じた日本の農業の現状とロコジーが取り組んでいきたいことについて書いていきたいと思います。
ロコジーのビジョン【結論】
local(地域)のcozy(心地よい)な空間を作りたいという思いからlocozyをスタートします。
地域に密着した形でサービスを展開していきたいと思っています。
石川県小松市を始め南加賀にお住まいの皆さんのお役に立てるような取り組みを考えていく中で出てきたアイディアが【農家さんの支援】です。
実家がトマトやお米を作っている専業農家です。
仕事をする姿、その大変さを目の当たりにしてきました。
やっぱり、いくら自動化が進んでいると言ってもまだまだ肉体労働です。からだを動かさないことには始まりません。
そんな農家さんにとってからだが資本です。
でもその財産を保守管理できているかと聞くとモゴモゴっとなる人が多いのではないでしょうか?
そんな人達にリラックスのためのパートナーストレッチしませんか?少しでも作業負荷を下げるためにからだの強化、動きの効率化をトレーニングしませんか?という提案をするのが今回の記事の目的です。
日本農業の現状
2020年の農業就業人口の平均年齢(予想)をしっていますか?
67.8歳です。
これ平均ですよ?
65歳を超えてもまだ若手みたいな業界ありますか?
あちこちに痛みを抱えていても不思議じゃない人達が一生懸命仕事しているのが容易に想像できますよね。
作業効率が落ちて生産量が減れば、市場規模もしぼみます。
荒れて放置される土地も増えるでしょう。
誰が管理していたか分からない土地が増えれば固定資産税などを請求できなくなるので税収にも少なからず影響がでますね。
農業従事者以外の人達の生活基盤にも影響が出てくるかもしれないってことです。
他人事じゃ無くなって来たでしょ?
そうです。これは日本人みんなで考えなきゃいけないことだと思うんです。
更に、世界に目を向けると人口は増加傾向が予想されます。
日本の人口は減少に転じましたが、地球規模だと益々人は増えるんです。
つまり食料需要は今よりも大きくなります。
今の日本の食糧自給率はカロリーベースで39%程、つまり摂取カロリーの60%は海外からの輸入に頼っています。
今後、世界の人口が増加するとしたら現状を維持できる保証はないですよね。
食べ物が入ってこないかも知れない(実際には需要が増えれば供給が対応して変化するとは思いますが)。
そうなった時、日本の生産者が今より減っていたら余計に食べ物手に入らない状態です。それ嫌ですよね。
ビジネス的に見ても食糧需要が増えるってことは海外向けの生産で稼ぐことに活路が見いだせるかもしれません。
中国やインド向けにビジネスする農家が出てくるかもしれませんね。
農家平均年齢 https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html
農作物市場規模 https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/attach/pdf/0705-11.pdf
ひらっちさんの記事から
日本の農家は減っています。
上にも書いたように、高齢化が進み作業が困難になりつつある生産者が多いのがその大きな原因です。
更には後継者がいないことも大きいです。
この記事で紹介したいひらっちさんのnoteにもこんな記事があったので紹介します。
面白かったです。
https://note.com/writer_farmer/n/n027afd66c9e4
最近は法人が農業を展開する事例も増えてきているようです。
組織だって農業をするってことだと理解しています。
増えているってことはそこに可能性を見ているってことですよね。
生産者が減る=競争相手が減る
を逆手に取りビジネスをしようというところでしょうか。
法人が組織だって農業をし始めているということです。
この点についても私の思うところを次に書きます。
農家はもっと評価されていい
これは完全に私見です。
異論があることは重々承知です。
作られた野菜は当然のように色や形で選果されます。生産量=出荷量にはならないわけです。
農家のビジネスモデルとしては、初期投資がかなり大きいですよね。
ドカッと投資して作物を育て、成果物を収めることで後追いで収入が発生する仕組みです。
出荷できる作物が減ればその生産コストは割高になりますよね。
同じ手間を掛けて、同じ枝になったトマトでも色形でお金になるかどうかが決まってしまうこのシステムをどうにかできないのかなーと思うわけです。
消費者が色形のいい商品をを望む結果だとは思うんですが、消費者の端くれとしてはそんなに気にする人多いのかな?って感じです。
全然気にしない人もかなりの数いるんじゃないかなと思っています。皆さん形悪くて無農薬と色形良くて農薬漬けなら前者買いますよね?
見栄えを気にする飲食店でなければ、明らかな欠点(傷みが激しいとか)が無い限り買うと思うんですよね。
言い方が悪いかもしれませんが、むしろその方向に消費者を仕向けるのが農協の仕事ではないかとも思うわけです。
消費者の意識改革で今までの出荷基準を引き下げることができるんじゃないかなと思います。
そうすれば、流通量が増え、出荷量が増え、生産者の収入につながると思うんですよね。
実体験として、出荷できなかったトマトも普通においしいですよ。何故売れないのか…と思いながらたくさんいただいています。
かなり贅沢だと思います。買おうと思うと結構しますよね。
ということで、もっともっと収入アップという形で農家さんは評価されていいと思っています。
それを農協に依存せずにやっている事業者もいますよね。
選果場に出さずに、生産者が直接消費者とつながっている状態です。
道の駅や地域のスーパーに直接卸しているとか、生産者がECサイトを持っていてダイレクトに受注しているとか。
もちろん手間は掛かりますよね。
間に人を介さない分相手は見えやすいですが、色々な責任は生産者が追うことになります。品質とか、流通経路とか。
その点に言及している記事もnoteにあったので良かったらどうぞ。
https://note.com/crazy_farmer/n/nab48ae534118
でも、そうやって自立していこうとしている生産者を見ているとすごいなと思うし、応援したいなと思います。
そんな人たちの力になりたいなと思うんですよね。
正直手間ですよ。
多少収入は減っても今のままは楽です。
変えることでどんなリスクが出てくるか分かりませんし。
その手間賃を農協に払っていると思えばそのままでいい人は圧倒的に多いと思います。
でも、少なくても農協の流通ルートに乗るよりも速く消費者に届きます。
選果を経る場合、トマトなんかはスーパーに並ぶ数日後を見越して青いうち出荷されます。
収穫直後は「これはまだ早いだろ…」って感じのトマトが並んでるんです。
もっと色がしっかり付くまで育て上げたトマトを食べたいですよね。
それができるのが産直のいいところです。
始めはもちろん大変だけど、絶対購入者の満足度は高いです。
ファンになってくれます。あなたの野菜の価値を高めてくれます。
これからはそんな時代になるんじゃないかなと思っています。
結構こういう考え方は年代でばらつくと思ってます。
年齢が上がるほど色々変えていくのは難しいとも思います。
だからこそ同じ世代(30~40歳代)の人達と今から関係を持って、今までのステレオタイプを破壊したいなと勝手に思っています。笑
きっと30歳代の農家さんって絶対数もかなり少ないですよね。是非仲良くしてくれるあなた!ご連絡ください!
私たちのしたいこと【再度結論】
noteのクリエイター紹介から、
私たちのしたい農家支援、
農家の現状と私の思う理想まで…
話が大きく膨らみ(もはや完全に脱線?)過ぎてしまいました。
気が付けばすでに3500文字を超えています。
最後にもう1度、
フィットネスで農家さんを応援したい
このことを強く伝えたいと思います。
農家の方と接する点はストレッチや筋トレなどからだ作りの部分かもしれませんが、私が思っている農業の可能性の部分もご理解いただけたら幸いです。
ロコジーが手掛けるフィットネスの分野は生活を豊かにする一つの要素です。それはおいしい食材を届けて豊かな食生活を支えてくれる生産者の方々とも共通している部分だと思っています。
そんな感じで一見つながらなさそうな2つを掛け合わせて色々な価値を作っていけるといいなと思っています。
こちらの記事【ネットワーク】専門家集団のコミュニティを作りサービスの幅を広げたいも是非読んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。