【セミナーまとめ】認知行動療法が思った以上に面白くて、かなり共感できた【知ってると生きやすくなるかも】

先日、全くの畑違いではありますが、興味があったのでメンタルトレーニング系の資格を持っている方々のセミナーにオンラインで参加してみました。その中で、【認知行動療法】についての話がありました。名前は聞いたことがあり、何となく知っているような知らないような程度の知識しか持っていなかったのですが、内容を聞くと思っていた以上に面白くて納得できる部分が多かったので簡潔にまとめてみたいと思います。

自分の認知を客観視する

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認知行動療法をめちゃくちゃざっくりまとめると【「どんな要因から感情が起きて」、「どう行動して」、「どんな結果が得られたのか」を俯瞰する見方ができるようになる】ことだと理解しました。主観の客観視って感じですかね。なかなか難しいとは思うのですが、これができると真面目な話、人生変わるなと思いました。

同時に、からだを動かすことについて「どう認識して」、「どう行動して(行動しなくて)」、「あなたにとってどんな結果がその行動を強めているのか」を客観的に知ることができれば、健康づくりや運動習慣構築のヒントが得られるかもしれないとも思ったので、少し内容に触れてみたいと思います。

心に原因を求めない

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認知行動療法の前提として、【原因探しをしても解決できないから、問題となる行動を何が維持しているのかを考える】視点が大事になるみたいです。心に原因を求めても、心は目に見えないので原因は無限大に膨らむと言っていました。つまりどんなことでも無理くり原因と結び付けられてしまうってことですよね。こうなると何が問題なのかもよく分からなくなりそうです。

大切なのは、思考や感情と行動、その結果がどんな構造でつながっているかを俯瞰して考えられること、どんな結果が問題としている行動を起こしたり、抑制しているかを理解しようとすることであるみたいです。とても概念的で難しいですね。

例えとして、「魚が欲しい人に対して魚そのものをあげるのではなくて、魚の釣り方や釣竿を提供する」とも言っていました。こっちの方がなんとなくでも理解しやすいですね。手っ取り早い結果が欲しいのも分かりますが、悩みに対する解決方法、考え方を提供するってことですね。

余談ですが、NGO(非政府組織)の発展途上国支援も最終的にはこういう支援を目指すっていう話を思い出しました。いつまでも与えているのでは本当の支援にならない、自分たちで解決していく、自分たちで経済を回していく気力とアイディアを提供するのが大切みたいな話だったと思います。ロジックとしては同じですよね。

ネガティブになった時、「~であると考えた」を付けてみる

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人間は言葉で学習ができて、行動をコントロールできる唯一の生き物です。だから明文化されたルールはその経験がなくても内容を理解して守ることができます。縁起でも無い例えですが、殺人をして実際に結果痛い目を見たから殺人をしないようにする訳ではありませんよね。しっかりとそれに対する罰が規定されていてそれを理解して学習する能力を持っています。これを【ルール支配行動】というみたいです。言葉の力を感じます。

もう一つ、言葉がらみで面白いと思ったのがこの章のタイトルにした「~と考えた」として自分の思考、感情を客観視するための方法です。人間はバーチャルな現実(自分の想像)をリアルな現実と思い込む性質【認知的フュージョン】を持っています。

「自分は嫌われている…」、「いつも孤独…」、「自分に価値はない…」というネガティブな思考と「LINEに既読が付いたのに返信が無い」といった事実を変に結びつけてしまうアレです。誰にでも1回は経験あるんじゃないでしょうか?

既読スルーは確かに事実としてはあるんですが、良く考えると、「今週は忙しいと言っていた」、「実際に会うとしっかりコミュニケーションを取ってくれる」、「返信内容はしっかりしている」という事実も確かに存在するわけです。これらの現実にもしっかり目を向ける思考が大切で、勝手な思い込みと実際が乖離する可能性があるんですね。それを防ぎ思考と現実を区別するために、自分の持った「自分は嫌われている…」、「いつも孤独…」、「自分に価値はない…」という思考の後ろに「そう考えた」を付けて、あくまでも【考え】でしかないことを強調することがポイントみたいです。自分で事実を歪めない、脱・フュージョンが大切です。変にバーチャルとリアルを融合しないようにしましょう。

これは今を生きること、今の思考に意識を向けることの大切さにも繋がります。過去も未来も今の自分は関与できないですよね。してしまったことはもう戻らないし、未来にどうなっているかは誰にもわかりません。今の連続が未来につながっているとも言えます。かなり自己啓発っぽくなってますが、これスポーツでのかなり重要だと思っています。

例えば、サッカーでPKを蹴る場面をイメージしてみます。助走を取った段階で失敗したらどうしようと未来のことを考えても何かが変わる訳ではないですよね。もし外したとしても、あの時決めていればと後になって思い返しても得点は増えません。これどちらも意識が【今】に無いですよね。今この瞬間にすべきことに集中することがパフォーマンスを最大化します。フィギュアスケートの選手が転倒しても何食わぬ顔で演技を続けているイメージです。アレ何気にすごいことだと思うんですよね。

こういった考え方を【セルフイメージの最大化】と言ったりもします。
これは『スラムダンク勝利学』という書籍からの受け売りなのですが、正にその通りだと思います。この本、スラムダンクを読んだことがある人なら1度は読んだ方が良いです。
↓かなり面白いですよ!↓

スラムダンク勝利学

これも万能ではない、学術的なことだけではなく実際をしっかり見る

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どんなことにも当てはまりますがアカデミックな枠組みを理解した上で、実際の運用に落とし込む作業が必要ですよね。人間臭いところというか、「分かっちゃいるけどそう簡単にはいかないよ…」というところを理解してくれる人と頑張っていきたいと私なら思いますね。あなたはどうですか?

個別な条件を考慮して、訴えの文脈を読む力(リテラシーっていうんですかね?)、感情を言葉にできる(自己を客観視する)スキルなどを持った専門家と信頼関係を築きたいと思います。逆に言えば、トレーナーとしては私自身がそうならないといけないとも思います。

自分を客観視する練習をしてみる

ここまで【認知行動療法】のセミナーに参加しての内容と感じたことを書いてきました。

主観を客観視するという難しさはありますが、チャレンジのしがいはあると思います。これができるようになれば、かなり視野は広がりもっともっと気持ちを楽にすることができて心穏やかになる気がします。ざわついたまま過ごしたくないですよね。

そして、この目の前のお客さんの感情を俯瞰して整理すること、あなた自身が自己を客観視できるようになる感覚や考え方はフィットネスを広めて、継続してもらう可能性を大きくするにも有用だと感じました。もちろん応用が必要ですし、Try&Errorを繰り返す必要があると思いますが、いかにあなたを含めたお客さんの気持ちを理解するかはとても大切な視点だと思うので自分のものにしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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