NASM-CES取得情報③内容と疑問点

NASM-CES取得に向けた勉強は少しずつですが、着実に進んでいます。
今回で早くもシリーズ第3弾のブログになりました。
今までの記事はこちら ↓
【資格】NASM-CES取得情報
【資格】NASM-CES情報② 勉強方法と内容

自身の備忘録としてという目的はもちろん、今後取得を考えている方々に有益な情報となればと思います。
ブログを書くネタのためにPCに向かっていると言っても過言ではありません。笑
おかげさまで集中して勉強できています。
それでは、現在進んでいる部分までのレビューです。

内容が徐々に専門的になってきました

全14セクション(サイトではmod1からmod14で表記されています)のうち、6番目まで内容を進めてきました。
もうすぐ半分です。
各セクションに平均しても3つの動画があり長さもまちまちです。mod6には1本が30分を超えるものもありました。
私は日本語訳を追いながらなので1.5~2倍の時間を要します。しっかり時間が取れるタイミングでの閲覧をお勧めします。

理学療法士よりの知識が求められる

理学療法士(PT)が利用する知識、技術のレクチャーが多い印象です。
もちろん今までのトレーナーとしての学習内容を使い概要は理解できるので全く分からない訳ではありませんが全くそれらを利用せず活動してきた方もいると思うので顧客に提供するまでには時間が必要かと考えます。
資格の受験範囲なので見ないわけにはいきませんが、テスト勉強として知識を持っている程度で十分な場合も多そうですね。そもそも自身の活動に必要かも含め実用には検討が必要かと思います。

具体的には、
・ゴニオメーターを使った関節可動域測定


・MMT(徒手筋力検査法)を使った筋出力測定


があります。


また、その他にも、
・静的な姿勢評価
→猫背、反り腰、膝と膝が近付く姿勢
・動的な姿勢評価
→オーバーヘッドスクワット、シングルレッグスクワット

それぞれの評価、観察ポイントの解説がありました。

動的な評価にはスクワットなどの支持基底面を変えないものとランニング、ジャンプなど水平、垂直方向への重心移動を伴うものとに分けて評価するとありました。アメリカにおけるACL年間発生件数15万件、そのうち非接触型損傷が70%など数字での情報もあります。
動作評価についてはLESSテスト(Landing Error Scoring System)についてもJATIの機関誌で佐野村先生が記事を書かれているのを思い出しました。手に取れる方はチェックしてみてください。

気になる点は…

特に先に述べた30分の長い動画ではオーバーヘッドスクワットやシングルレッグスクワットのチェックポイントや代償動作の種類など一般的に抽象的なものが多い中この手の内容では具体的に色々と解説してある印象です。


ただ、その中で少し気になった点を一つだけ。各セクションの至るところで代表的な姿勢や動作パターンを作る要素として過活動な筋、非活動な筋の解説をしています。確かにその可能性もあるとは思いますし、実際にそれらのバランスを変えれば現れる事象は変わるかもしれません。しかし、その姿勢を取らなければならなかった理由、原因が必ずあるはずです。その過活動、非活動な筋肉は色々ある原因が作り出した結果ではないかなと私は思います。個人的には根本的な解決を図りたいですし、表出した結果にアプローチしてもあまり結果に繋がった試しが無いので。自分自身の思考を整理し、引き出しを増やす上では気付きがたくさんあったなと思います。

以上、ここまで進めた中で思ったことをつらつらと書きました。また不定期に更新していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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