【サプリメント】必見!!上手すぎる誇大広告には要注意!案外、製品表示は適当かもしれない…

あなたは何かサプリメントを使っていますか?
例えばプロテインもサプリメントの一つですが、そのプロテインだけを取ってもたくさんの用途別なプロモーションがなされています。
ダイエット用とか、体重を増やしたい人向けとか、っていう感じです。
どんどん色々な製品が出てくるので選択肢は増える半面、情報量におぼれそうになります。笑

そして、サプリメント至上主義にならないように注意だとも思います。
サプリメントについては、1つの栄養素のメリットがかなり大きく誇張された状態で情報を受け取りますよね。
それを見ると「サプリメント、神!」になってしまいがちです。
それで普段の食事がおろそかになったら、健康のために摂り始めたはずのサプリメントが健康を害する原因になりかねないです…
あくまでも不足分を補うものとして使うようにしましょう。


最近は栄養の勉強に割く時間を多めに取っています。
今回も先日購入した書籍からヒントを得てブログに残してみます。
この本が結構面白いです。
本格的に筋肉を増やしてからだ作りしたい人向けに書かれた本ですが、ただ単に健康的なからだを作りたいという人にも十分役立つ情報が結構乗ってます。
チェックしてみてください。↓

肉体改造のピラミッド 栄養編

メーカーの言うことだけで判断せず、あなた自身で調べましょう

thoughtful male freelancer using smartphone and laptop in kitchen
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自分で正確に調べるのは専門的な知識や経験が必要なので難しいかもしれませんが、少なくても批判的な角度からチェックできるような見方は持っておいていいかと思います。
大前提としてメーカーは自分の商品を売りたいんです。そのためにあなたに対しても魅力的に商品をアピールしてきます。

もちろん企業の社会的な信用を傷つけるようなことはしないので嘘はつけませんが、結構グレーなことをしている場合は少なくないと思っています。
例えば、
・動物実験でしか効果を確認していないのに人間にも同様の効果があるように見せる
・筋肥大時に大きく数値が変動する物質を摂取することが筋肥大につながるように見せる(実際の肥大は確認していない)
・食べたヒアルロン酸が関節の機能を回復するように見せる(バラバラに消化されたものが都合よく痛い関節で再合成はされない)

などなどです。

すごすぎる話、うますぎる話には批判的な目で向き合うのがいいと思います。

独自配合、特許には要注意

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自社独自配合!
特許取得!

これらも要注意かもしれません。
サプリメントはその製品の信用を得るために第三者機関に成分の分析を依頼して何がどれくらい含まれているかを証明してもらうことが多いです。

プロテインなんかも例外ではありません。
パッケージに『タンパク質15g!』とか『アミノ酸3000mg配合!』(これ3gなんですけどね…なんとなく多いように錯覚してしまいますよね。しかもどのアミノ酸なのかも分からないし…)とかっていうもの分析した結果です。

これももしかしたら正確な表示じゃないかもしれません。
プロテインの中ではホエイプロテインが有名ですよね。ヨーグルトの表面に溜まっている水分ですね。
これがとても良質なタンパク質なので、プロテインパウダーとして加工され販売されています。
とても人気があり、効果を感じる人も多いので【ホエイ】と表記することはマーケティング上も有効だと思っています。
実際、私が購入する時も結構気にする部分です。

その内容量を確認する際タンパク質においては、アミノ酸そのものの量ではなくてアミノ基に必ず存在する窒素の量を測定します。
窒素の量が分かれば、そこから計算してタンパク質がどのくらい含まれているかが割り出せるわけです。あくまでも間接的な測定です。

極端な話ですが、窒素を何かに固定して混ぜてしまえば実際のアミノ酸量が少なくてもタンパク質量を水増しできてしまいます。
さすがにここまで詐欺まがいなことをする企業はないと思いますが、各企業コストカットに必死です。

メーカーはプロテインの材料を各栄養素ごとに大量に購入して製造しています。もちろん各材料によって値段が違います。
「BCAAは高いから、別のアミノ酸を買って混ぜよう。」が普通に起こるわけです。
こうなると、ホエイプロテインとはアミノ酸の比率が変わってしまう(タンパク質は20種類のアミノ酸がつながって作られます。)ので効果も違ってきます。
でもコスト的には安く済みます。これを独自配合と称するわけです。笑
そう来るか~!と思いますよね。まぁ、アミノ酸であることには違いないので嘘ではないんですが、グレーだなと思います。

こんな論文もあります

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他にもサプリメントにまつわるいぶかしい話はあります。
しかも結構な数の論文として「商品の表示が違うだろ。」っていうことが指摘されています。
以下にいくつか載せます。

論文1 https://www.nature.com/articles/srep07928
ニュージーランドでのフィッシュオイルサプリメントについての論文です。
『調査した32製品の70%はEPAとDHAの含有量が表示の67%以下であり、80%以上の製品の酸化レベルが推奨値より高かった』というものです。
思っている以上に品質が低いかもしれません。

論文2 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15107143/
アメリカでのエピドラアルカロイドとカフェインのサプリメントについてです。
これらのサプリメントは減量やスポーツパフォーマンスの向上を目的に使われます。
サプリメントに限らずカフェインは馴染みのある方も多いですよね。

これらについても、製品ごとに含有量が大きくばらついていて質が低いと結論付けられています。
カフェインにおいては調査した86%が表示の90%以下の含有量しかなかったとのことです。

論文3 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25044306/
こちらもフィッシュオイルについての研究です。
対象になった製品の70%以上がEPAやDHAの含有量が表示以下であり、製造者や政府機関の監視が機能していないと批判しています。

健康を害さず、あなたが納得してお金を使っているならOKです

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ここまでサプリメントにまつわる裏話や正確性に欠ける部分を書いてきました。
こうなってしまうと、何を信じていいのか分からなくなりますよね。
今使っているものも大丈夫かな?と疑いの目で見たくなります。

それでも、別に健康を損なっていないのであれば使い続けてもいいんじゃないかと思っています。
飲むことで安心感を得ることができたり、調子がいいと感じているならそのまま続けましょう。
実際、私もこの情報を知った後でも今まで通りサプリメントを使っています。
こんなブログも書いてますのでよかったら見てください。
【もちろん合法】あなたは知っていますか?CBDオイルのことレビューします

そんな中、冒頭に紹介した書籍で科学的根拠が高いサプリメントが紹介されていました。
箇条書きで載せておきます。参考にしてください。
・マルチビタミン
・EPA&DHA
・ビタミンD
・クレアチン
・カフェイン

肉体改造のピラミッド 栄養編

少し様子を見たっていいんですよ

crop woman with heart on palms
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冒頭にも書きましたが、色々なサプリメントが常に市場には出てきています。
鳴り物入りで出てきたものがいつの間にか消え去っていることもあるあるです。

もちろん、気になるものがあれば試してみてもいいと思います。
ただ、ものによってはびっくりするくらい高価なもの(NMNサプリhttps://amzn.to/3xpG4KMとか)もあります。
少し様子を見て使用者のレビューを待ってからでも遅くはないと思います。

そして、何よりも大切なのは食事から必要な栄養素を摂ることを前提にすることです。
サプリメント生活で栄養失調を起こすことの内容にしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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