目の前にAEDを必要とする傷病者がいたとしたら、あなたはどう行動しますか?という話

石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジム
LOCOZYです。

昨日、
こんな見出しのニュースを
見ました。


中村俊輔氏が“AEDを手に疾走”して観客救助に貢献、14年前の盟友の死は「無駄じゃない」と証明


トレーナーという職業上、
こういう話題への感度は
高く持つようにしています。
専門学校で救急処置の授業を
受け持っていたりもしますので。

この件について感じたことを
少しまとめたいと思います。

先日、
AEDについての記事も
書いていたので
色々とタイムリーな感じでした。
航空自衛隊の見学会に行って分かったこと、自衛隊が保有しているAEDはやはりプロ仕様だった話

自分だったら
行動できるだろうか?

A simulated victim is given

正直怖いです。
目の前の人が
命を失うかもしれない状況の中で、
積極的に関わるのは。

ましてや
自分の手技成否が蘇生率に
直接関係するので
失敗できないと思うと
更に緊張感が増します。

そう考えると、
実際にアクションを起こせる人の
勇敢さには改めて頭が下がります。

今回
ニュースになったのは
あの人です

今の30-40歳代で
サッカーをやっていたなら
知らない人はいないくらい有名な
中村俊輔氏(現横浜FCコーチ)が勇敢にもサポーターの蘇生活動に
協力したというのが
今回取り上げたい内容です。

繰り返しになりますが、
本当にすごいですよ。
使命感、責任感の塊です。
本当に必要に迫られた時に
行動できる意志の強さを感じます。
こう言う人になりたいと
思いますね、かっこいいです。

傷病者は無事意識を
回復されたそうです。

このニュースの背景には苦い出来事があります

中村氏は現役時代、
クラブチームや日本代表でも
チームメイトだった松田直樹氏を
心停止の突然死で失った過去を
持っています。

これも当時かなりのショックを
持って報道されました。
私も覚えています。
この当時(2011年)、
今ほどAEDが普及しておらず
松田氏の倒れた現場には
未設置だったと言われています。

心停止って、
健康状態に関わらず
本当に突然起こると
身に沁みて感じます。

実は私も
20歳代前半に友人を
突然の心停止で失いました。
その2週間前に
一緒にサッカーしたのに…です。

いつ、どこで、誰に、
発症するか分からない

だからこそ
状況を選ばず使えるように
普及が進んだのだと
理解しています。

この世の中の変化は
歓迎されるものであると同時に、
これまでの多くの犠牲の上
に成り立っているとも感じます。

話を戻すと、
そんな経験をした中村氏が今回、
蘇生活動に関わって
命をつなぎ留めたということに
色々と思いを馳せてしまいます。

戦友を亡くしてからもずっと
心肺蘇生の大切さを忘れずに、
普及にも関わって
実際の現場でその有用性を示した
一貫性に敬服します。

分かるとできるは違う

どんなことにも言えますよね。
知識として知っていることと
それを踏まえて適切に行動すること
にはものすごいギャップが
あります。

今回の例も
漏れなくそうだったはずです。
いきなりの出来事で
頭が真っ白になり
教科書的な蘇生手順も
吹っ飛んでいると想像できます。

あたふたして
全然効率的、効果的に
行動できないかもしれません。

自分に置き換えると
無駄なことばかりしていそうだと
容易にイメージできます。

それでも何とかするために
動くしかない非常にタフな状況での
アクションが求められますよね。

多分、実際の場数を踏まないと
見えてこないことは
たくさんあります。
でも、心停止に出くわすことは
滅多にありません
(あって欲しくもないことです)。

つまりほとんどの場合、
絶対的に準備不足の状態で
その時を迎えることになりますね、
きっと。

だからこそ、
冒頭の見出しにしたように

自分だったら
ちゃんと行動できるだろうか?

と自問し、
今の段階で自分の未熟さを認識して
少しでも準備性を高めることが
重要な気がしています。

悲観的に準備して、
勇気を持って行動するマインドが
必要かもしれません。

完全な準備がそもそも無理な点は
スポーツやビジネスのシーンとも
共通しますね。
行動し続けるしかないようです。

くどくどと
書き連ねてしまいそうなので、
この辺で筆を置きますね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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