【これもよく聞く…】コンディショニングってつまり何?ストレッチのこと?マッサージのこと?

よく聞くけど
結局よく分からないワードで
絶対上がります。
コンディショニング。

ストレッチ
マッサージ?
筋膜リリース?
ダイエット?
何のこと?

???

コンディショニングとは
何なのかを解説します。

似た言葉で
”リコンディショニング”
というものもあります。
再びを表す接頭語の
”リ”が付いています。
日本語にするなら”再最適化”でしょうか。
この内容の解説記事も
こちらに用意しておきます。
ご興味あればチェックしてみてください。

目的達成に向けた
ポジティブな取り組みは
全部コンディショニング

man love people woman
Photo by Gabby K on Pexels.com

結局は雲をつかむみたいな話なんですが、
目的を達成するために取り組む全てのことが
コンディショニングです。

何か特定の物や事を指す言葉ではなくて、
かなり広い概念だということを
ご理解いただければと思います。

厚生労働省もこう言っております

crop businesswoman looking through documents
Photo by Ono Kosuki on Pexels.com

厚生労働省のホームページにあった内容が
分かりやすいので引用します。

コンディショニング
(こんでぃしょにんぐ)

運動競技において最高の能力を発揮出来るように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること。

コンディションとは、「状態」「体調」「条件」という表され方をしており、「体力」「精神」「技術」「医療」「栄養」「環境」といった要因から影響を受けていています。コンディショニングとは、これらの要因から総合的にアプローチし、競技の際に能力を最大限に発揮出来るようにコントロールしていくことです。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-090.html

ここではスポーツに主眼を置いて
説明されていますが、
受験勉強におけるコンディショニング
とかがあってもいいはずです。

”睡眠時間を確保する”、
”少し走って脳への血流を増やす”、
”(本当にあるなら)
記憶力の高まる食品を摂る”

例え話ですがこんな取り組みも
合格するという目標に向かっているなら
立派なコンディショニングだと
解釈しています。

一般的なイメージだと
リカバリー(回復)が
コンディショニング

woman doing exercise
Photo by Johnny Garcia on Pexels.com

話を元に戻します。

とは言え、
コンディショニングという言葉は
やはりスポーツに関連して
使われることが圧倒的に多いです。

プロスポーツのチームには
コンディショニングを
専門に担当する部門があったり、
”コンディショニングトレーナー”を
名乗る専門家もいます。

コンディショニングルームが
あったりもしますよね。
大体、その名前の部屋には
マッサージベッドが並んでいて
ストレッチポールや
マッサージガン、
簡易的な治療器具が
置いてあるかもしれません。

コンディショニングされる側が
受け身になって疲労回復の手技
(ストレッチ、マッサージ、
鍼灸治療など)を受ける
イメージがかなり強いかなと思います。

でも、
上に引用した定義を
見ていただくと分かるように
それらはコンディショニングの
ほんの一部に過ぎませんよね。
整えるべき要素がたくさんある中で
最優先に取り組むことが
それらの内容であるだけで、
受け身な疲労回復シーンだけに
コンディショニングという言葉を
当てはめることには
語弊があると感じます。

筋トレだってコンディショニングになり得る

muscular sportsman training with heavy barbell during weightlifting workout in modern gym
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

状態を調整ためにするべきなら
筋トレすることも
立派なコンディショニングです。

少し疲れを感じるけど、
週末の大切な試合を
ベストな状態で迎えるために
筋肉に強めの刺激を入れることが必要なら
それが今すべき最適なコンディショニング
ということになります。

この例えはちょっと専門性が
高い例かもしれませんが、
最終的に状態を最適化するために必要であれば
その内容が何であるかは問題ではありません。

実際に公式戦後に
ウェイトトレーニングを
することがあったり、
何よりもまず食事を
優先する場面もあります。

一般的には
試合前に筋トレすることは稀ですが、
ウォーミングアップの一環で
筋トレを行う場合もあります。
これらは設備が整っていればの話なので、
極一部のアスリートが利用できる
環境ではありますが…

要するに、”特定の何かをする”ことが
コンディショニングではないということを
重ねて強調したいです。

更に、
コンディショニングの手段は十人十色で
本来とても個別性の高いものであることも
付け足しておきます。
パーソナルコンディショニングですね。

なりたい姿に向けて
今よりも良くなる取り組みを
考えよう

lady in beach silhouette during daytime photography
Photo by Jill Wellington on Pexels.com

あなたが今よりも良くなるためには、

ストレッチ
マッサージ
食事や睡眠の質を高める
筋トレする
メンタルトレーニングをする…

色々な選択肢があります。
もしかしたらダイエットすることが
最優先課題の場合もあるかもしれません。

でも時間は有限です。
全てを行うことはできません。
だからこそ取り組みに優先順位を付けて、
試行錯誤する必要があります。

そして正解は一つじゃないはず。
今より少しでも良くなるのであれば
それはコンディショニングが上手くいった
と考えていいと思います。

コンディショニング=受け身の身体ケア
と捉えていると見過ごしてしまう
情報がたくさんあるかもしれません。
それは余りにももったいないですよね。

この記事が本来の意味を見失わず
ベストな選択ができるお手伝いになれば
嬉しい限りです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

当記事内のリンク集

厚生労働省のコンディショニング定義についてはこちら
ストレッチの内容についてはこちら
リコンディショニング(再最適化)についてはこちら

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