【第2報/答え合わせ】2022年フィットネストレンドはどうなる?【2021年12月】

以前、こんなブログを書きました。
2022年にはこんなトレンドが来るんじゃないか?
っていう予想記事です。

それが2021年の初めです。
気が付けばもう2021年も終わろうとしているので、
答え合わせ的に改めて
2022年のフィットネストレンドを調べてみました。

前回と同じISPOの記事を採用して翻訳・引用しながら
来年のトレンドを予想してみようと思います。

引用記事はこちら↓
The Future of Fitness: Hybrid, Healthy and Together
https://www.ispo.com/en/markets/what-future-fitness-industry-looks

ハイブリッド、健康的、一緒に

women performing yoga on green grass near trees
Photo by Rui Dias on Pexels.com

どうやら、これが2022年のキーワードっぽいです。
順に記事の内容に触れながら解説しますね。

ご存じの通りCOVID-19のパンデミックは
フィットネス界を激震させました。
もっとも、フィットネス界だけではありませんけどね…
フィットネスクラブ、スタジオは閉まり、
気軽に参加できるスポーツは姿を消しましたよね。

2021年末のタイミングで多くの人は
クラブやスタジオに戻ろうとしているだけでなく、
オンラインも今まで以上のトレンドになっているのは
周知の事実です。
大きな変革と多様性がこの産業の機運を高めています。

デジタルの世界に飛び込む

silver aluminum case apple watch
Photo by Torsten Dettlaff on Pexels.com

レズミルズ エグゼクティブディレクターの
フィリップミルズはこう言っています。

”必要は変革の母である。
スタジオでの事業単独に頼っていたオーナーは
我先にとデジタル世界に飛び込んだ。”

最近発表された
2021レズミルズグローバルフィットネスレポートの中で、
ポストコロナのフィットネス消費者ニーズについて
世界最大、12157人の消費者を調査した研究が
まとめられました。

その結果、回答者の80%が
将来的にそれぞれのトレーニングプランに
デジタル商品を統合したいと回答しています。

フィットネストレンドNo.1はオンライントレーニング

unrecognizable woman using laptop on mat
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

このトレンドはACSM(アメリカスポーツ医学会)
によって確認さています。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。

2020年、
ライブストリーミングやオンデマンドを含む
オンライントレーニングは初めて世界規模の
フィットネストレンドトップ10に入り、
そして1位にランクされました。
初出場、初優勝みたいなものですよね。
超が付くほどの急上昇です。

次いで、ウェアラブルデバイス、
自重トレーニング、
アウトドアアクティビティ、
HIITがランクされています。
6位にはバーチャルトレーニングが入ります。

このランキングからも分かるように
利用者がよりフレキシブルに
トレーニングするため(例えば早朝など)の
これらのサービス提供件数は
今も増え続けています。

COVID-19パンデミックを通して健康に注目する価値観が見直されている

coronavirus
Photo by CDC on Pexels.com

コロナウィルスが感染拡大を見せるようになって以来、
健康を考えることに改めて注目が集まっています。

レズミルズの報告によると、
2021年になって回答者の50%は
これまでより自分たちの健康に気を配るように
なっているようです。

調査の中で定期的に運動していたり、
運動することを計画している人を合わせると
その割合は82%に上り、
回答者の75%の人たちはジムに通っています。

調査の分母になっている属性が
少し偏っている感は否めませんが
結構な割合ですよね。

このことは、”フィットネス”が
世界最大の人口を誇るスポーツだと
いうことを表現しているとしています。

更にこの状況は、
コロナによる制限が最小化もしくは
完全解除になった場合には
すぐにフィットネス事業者に対して
とても大きなビジネスチャンスが
あることを表しているとも書いています。

このことについては、
あとで詳しく書きますね。

コロナに関わる制限が全てが終わった後、
ライブセッションのクラス
(リアルに集まるクラス)は
最も人気のあるアクティビティになると
考えられています。

世界中の多くの人達が外出したくても
できなかった反動が来るわけですね。

例えば、ニュージーランドのジムでは
会員の利用がパンデミック前よりも増えています。

アメリカでも、
75-80%の会員が2021年1月には
スタジオに戻ってきているんです。

レズミルズによる世界規模の
フィットネスレポートによると、
会員一人当たりのチェックイン頻度は
コロナ前の110%になっていると言います。
利用頻度が上がっているんですね。

それだけ運動したくても抑圧されていた
ということが言えると思いますし、
自分の健康を守ろうとする動きが活発に
起きているという解釈ができます。

ドイツの主な挑戦

person holding a green plant
Photo by Akil Mazumder on Pexels.com

DSSV(ドイツのフィットネス健康産業組合)によると、
フィットネスと健康産業は
2020年と2021年前半の間に
1170万人(2019年末時点)いる
ドイツ国内で継続してフィットネスを
取り入れている人の
約25%を失いました。
直近の調査では2019年12月水準の
会員数を取り戻すには
少なくとも2年は掛かると試算しています。

これは日本でも同じことが言えます。
業態を問わず全国のスポーツクラブは
会員数を激減させていて、
その影響はまだまだ色濃く残っています。

今後の問題:これ以上無料のコロナ検査はない

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Photo by cottonbro on Pexels.com

ドイツにおいてはある特定のグループだけが今後も
無料でコロナウィルスのテストをできるようですが…

DSSVによると、3G規制
(ドイツ語:geimpft, genesen oder getestet
-ワクチン接種、回復、試験の意)と
呼ばれる組み合わせと
コロナの検査に対する支払い義務が
フィットネス産業の中心的な問題になると
予想されています。

この事態はフィットネススタジオにとって
大きなダメージなると予測されていて、
13億ユーロ(1690億円)の損失を出し
フィットネス愛好家の35%がジムを退会する
という話にもつながっています。

これは、日本でも無視できない問題ですよね。
これまでは国が多くを負担し、
PCR検査、ワクチン接種を進めてきましたが
これが今後永続するわけがありませんからね。

費用が自分持ちになった時に
生活上無視できない負担を追う人たちが
多くなることも十分予想できます。

そのしわ寄せが、フィットネスへの参加機会を
減らすことにつながらないか?を懸念している
わけですね。

医療の分野においては国民皆保険を筆頭に、
日本は世界的にも特殊な部類に入りそうなので
全く同じようにはならないかもしれません。
でも、生活費という点では2021年12月現在で
確実に物価が上がってませんか?
まずガソリンは高いし…

様々な分野で今、物資不足なんですよね。

バイヤーが買い付けに行けないから
企業が物を作りたくても
材料が入ってこなくて
何もできないんです。

物が売れないから
利益なんか出るはずもなく
お給料も低迷します…

流通量は減るのに
需要は変わらないので
値段は上がりますよね。

景気が停滞しながら物価が上がってるんです。
スタグフレーションってやつですね…
1番やばい奴です。

人同士の非接触を優先したあまりに
経済が回ってないんですよね。
いくらオンラインが普及したといっても
結果としてこんな社会になってます…

しかしながら、
パンデミックは大きなチャンスも
もたらしているとレズミルズはレポートしています。

チャンス1:ライブセッションとオンラインの組み合わせ

ドイツのある都市の
フィットネスクラブオーナーを例にすると
デジタルが世界を席巻すると
確信していて、

”ハイブリッドモデルは将来、
スタジオの成功を意味するでしょう”と話し、

最初にメンバーがレジャー感覚で取り組めて、
スタジオ内よりもいい感触の環境で行える
ストレッチ、ボディバランス、ヨガの
クラスやコースの話を取り上げています。

”ハイブリッドな提案として、
例えスタジオに足を運べなくても
ワークアウトやセッションを家でできれば
メンバーを退会しなくてもいいと確信できます”

ライブセッションはライブストリーミングより
2倍魅力的だとしても提供側は
メンバーをジムの会員として
つなぎ留めておくことができると考えています。

当時、緊急的な措置として
積極的に自分の施設に人を集められなくても
自宅でできる形で商品を提供したんですよね。

フィットネス人口全体のパイは
縮小しているかもしれませんが、
オンライン商品が離脱に対して
一定の抑止力になっていると
言うことです。

ただ同時に、
ライブセッションの方が魅力的だとも認めているので
今は首の皮一枚でつなぎ留めているとしても
今後その関係をずっと維持するのは難しいと思います。
ここが今後の課題ですね。

チャンス2:トレーニングのつなぎ目は以前より更に大切になる

レズミルズによるレポートで調査された
フィットネス愛好家にとって理想とする
ライブセッションと
オンラインワークアウトの比率は
6:4ということです。

これはより多くの運動時間を
自宅よりもジムで過ごしたいということを
意味しています。

もっとライブの比率が高いと思っていたので、
個人的には意外でした。

加えて、2/3の人たちは
誰かと一緒に行うワークアウトに
言及しています。

レズミルズのグループエクササイズ研究では
メンバーは個々の楽しみ、努力、満足を
フィットネスクラスにおいて
高いレベルで経験していることを報告しています。
このグループによる効果は消費者を
ジムに向かわせる動機づけになっていることを
表しています。

この効果がジムに長く在籍することの価値を提供して
新規会員をより魅了するようになって以来、
グループエクササイズは
成功するジムの基礎を形作ってきました。

オンライン、オフラインを問わず
誰かと一緒であれば、あと一歩頑張れるんですよね。
横の人に負けたくない、自分だけやめられない、
そんな心理が働きます。
それはグループで行うことが提供する
ものすごく高い価値だと思います。

チャンス3:ロックスタートレーナーが要

人々がジムに向かう理由は
ワークアウトへのモチベーションを
持ちたいからです。

だからこそ、
いわゆるロックスタートレーナー
(推しトレーナーのことですね!)は
ジムの成功に対して大役を担っています。

グループフィットネス参加者の
1/4以上(28%)の人たちにとって
ロックスタートレーナーは最重用要素です。

次いで音楽の質(24%)、
ワークアウトのタイプ(21%)と続きます。

フィットネスリポートによると、
フィットネスその物を楽しむように
目的を内在化することは
人々を長くメンバーとして在籍させ、
モチベーションを高めてくれるジムで
ワークアウトすると
より頻回に運動機会を作らせることを
明らかにしました。

様々な科学技術によって支配された世界では、
ロックスタートレーナーの存在は
今までに増してメンバー体験を形作る上で
重要な役割を持っています。

これ、とても大切なことを示唆している気がします。
結局は”誰が”やってるかなんですよね。

ペロトンとかでも”推しトレーナー”が選べたりします。
一緒ですよね。

何か目的が無いと運動しようと
思えないのは確かなんですけど、
続けていく上では
その物自体を楽しめないと
いけないんですよね。

それが目的を内在化するってことです。

”何故山に登るのか?
  そこに山があるから。”

と同じです。

理由なんてよく分からん、というところまで
昇華させていきたいですよね。
そのための最重要要素が
誰から教わりたいかなんです。
これはとても面白いところだと思います。

あなたにも是非
そんなトレーナーさんに出会ってほしいです。

私はそんな考えを大切にセッションをしています。
パーソナルトレーニングする場所を探しているなら
是非ご連絡ください
オンラインでもリアルセッションでもOKです。
予約空き状況を確認する場合はこちらから。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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