【2022年予想】これからのフィットネストレンドはこうなる

ふと確認すると『フィットネストレンド2021』というワードで検索するとLOCOZYの記事が1位に上がるようになっていました。多くの方に読んでいただいたおかげです。ありがとうございます。

それと同時にフィットネスのトレンドについては多くの人が関心を寄せているということも改めて感じました。アメリカの動きが日本に先行すると思い、つたない訳ですが英語の記事を基にして実はちょこちょこフィットネストレンド系の記事は書いています。今回も2022年に向けてフィットネスを取り巻く環境はどう動いていきそうか書いてみようと思います。

2022年を予想する

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ソースは2020年末に2021年のトレンドとして書かれたアメリカのテレビ局NBCの番組の記事です(https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089)。すでに2021年も3か月目に入りましたが、新型コロナウィルス感染症による世間の状況は全く見通せる気がしません。ワクチンでどのように局面が変わるか、オリンピックは本当に開催するのか…

おそらく今のペースで行くと2021年をどう過ごすかで書かれたこの記事の内容が2022年まで続くのではないかと仮定し、未来のフィットネスを予想します。原文はURLを辿っていただき、今回は要点を訳してどんなことを言っているのか書いていきます。

2020年はコロナで大きな転換期を迎えた

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まさか世界中でこんな状況になるとは思ってもみなかったですよね。1年以上こんな状態が続いています。
身体機能上、精神衛生上、経済活動上色々なことが制限され、ストレスが溜まる日々ですね。ビジネスや学業が急速にオンライン化する中で、フィットネスも早い段階からデジタルを上手く取り入れて適応してきたと思っています。更に世間の状況を見ながらその事業形態は少しずつ変化していくことと思います。

まずは、基記事から2020年末時点で少なくてもアメリカのフィットネス事情が今後どうなると予想されているのかを見ていきます。
見出しとしては、
・ランチタイムフィットネス
・コンディショニング系フィットネスを見直す
・「旅行したい!」をワークアウトで解消する
・健康経営は贅沢ではなく必需
・デジタルとリアルの融合(次の章で詳しく取り上げます)

こんな感じです。順に概説します。

ランチタイムフィットネス

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Gone are the days where people arrive at the office and keep their butt glued to a desk chair for nine hours. For the first time in a long time people are utilizing a lunch break — and they are using the time to work up a sweat.

https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089

平日、最もフィットネス人気のある時間はお昼12:00です。つまり、お昼休憩をフィットネスに当てる人が増えているということです。

この記事によると、パンデミックが起こる間より67%も増加しているみたいです。これはリモートワークが普及して、会議の前にシャワーを浴びる必要がなくなったからだと書いてあります。ロックダウンが解除されてリアルで会ってワークアウトできるようになってからも同じ時間のセッションに参加する人は増えているみたいですよ。

この変化は面白いですよね。リモートワークが増え自宅で全てが完結するので、極端な話部屋着でオンラインワークアウトして時間になったらオンライン会議とかでいいわけですからね。

この記事を見て認識を改めようと思ったのはお昼の時間ですね。フィットネスクラブにおいて、お昼の時間って今までは人出がグンと減っている時間でした。でも少なくてもアメリカだとその時間に運動する人が増えている、オンラインだけでなく、リアルの現場でも、です。このアメリカの現象がそのまま日本に当てはまるかはわかりません。でも運動後、仕事の生産性が高まるのは良く知られた話ですし、それで業績が上がるなら休憩時間を『フィットネス+昼食で2時間』とか取るようになる企業が出てもおかしくないですよね。フィットネス時間も実動時間に含んでくれるような会社増えないですかねー、そういう経営判断をしてくれる経営者が増えると私たちの働き口もまた変わってきそうです。

コンディショニング系フィットネスの新しい見方

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Self-care and mental health have been trends on the rise in the wellness space for the past few years. But the sky-high stress levels of 2020 have led to an even bigger uptick in fitness for the sake of our mental and emotional health. Restorative fitness genres — yoga, Pilates and barre — took the majority of the slots in the top five most popular digital workouts this year (and meditation and stretching made it into the top 10), as members called for ways to manage pandemic stress.

https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089

セルフケアやメンタルヘルスについてはここ数年で注目される分野でしたが、このパンデミックによる高ストレス環境で更に需要が増したとあります。ヨガ、ピラティス、Barre(https://www.west-coaster.com/yoga-cardiobarre-pilates/)がオンラインワークアウトの上位を占めるようです。Barreについては参考記事を付けました。バレエを基にしたワークアウトみたいですね。知らなかった…

心を落ちつけて、自分と向き合う要素が今のコロナの状況には合っているのかもしれませんね。
それに合わせてか、「今多くの人の中でフィットネスの捉え方が大きな転換期を迎えています。理想のからだを目的とする考え方からフィットネスを通していかに心身ともに今を充実させるかに焦点が移ってきています。」とサディー・リンカーンさんという方はおっしゃっています。

これ、物凄く大切な視点だと思っています。フィットネスに対する考え方がより成熟し洗練された感じですよね。アメリカでもこんな感じなんだなと思いました。きっとまだまだフィットネスに触れてこなかった人の方が多いんですよね。もっともっとこの考え方が広まって、誰にとってもその人なりのフィットネスがあるということが分かってもらえるといいなと思います。


サディーさんのツイッター貼ります。海外の人のページはなんでこんなにおしゃれに見えるんでしょうか?

「旅行したい!」をワークアウトで解消する

traditional asian temple near trees in autumn
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Another bonus of increased digital offerings? Being able to tune into a workout happening anywhere. Last week I took a class with my favorite boxing trainer in Hawaii and did a full-body workout standing on the edge of a cliff in Ireland with my Oculus headset. Your fitness options are no longer limited to what is in your own city. Between virtual reality and apps that provide live workouts, you can exercise anywhere in the world.

https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089#anchor-Anewfocusonrestorativefitness

オンライン化が進んだことで受ける恩恵の1つとしては、場所を選ばずワークアウトできるようになったこと、そしてVR(仮想現実)の技術を使って世界中のどこにでも行けるようになったことだと書いてあります。英語ができれば英語圏の国でのセッションは国をまたいでオンラインで受けられそうですよね(実際は英語と米語は違うのかもしれませんが)。

気軽に旅行できない今だからこそ、フィットネスを通して世界旅行することができるかもしれません。VRスコープ付けて京都の観光地ランニングとか普段絶対できないことやるような事業者いないですかね?面白そうですけどね。

アメリカでもこの分野に投資する動きはまだ強いみたいです。いかにフィットネス事業者が顧客にいつでもアクセスできて、普段できない体験を提供できるかが注目されているそうです。フィットネスとツーリズム、エンターテイメントが合わさったような感じですかね。ビジネスムズカシイ…

健康経営は贅沢ではなく必需

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Seventy percent of professionals say that fitness benefits are the most valuable after healthcare and four in five professionals say fitness has been crucial to establishing a new work-from-home routine. Even as we start transitioning back into an office setting, working professionals are not only going to want to continue to make fitness a part of their daily routine, but they are going to look to their companies to help make that happen.

https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089#anchor-Anewfocusonrestorativefitness

これは世界的な動きなんですね。世界中に事業所を持っている大企業ほど従業員の健康を作り、維持していくことには敏感なのかもしれません。

アメリカでも企業が個人に対してより優れたフィットネス環境を整備してくれることを期待していると書かれています。リモートワークを強いられた2020年にはガラッと変わった生活環境に適応するためにも運動の重要性が改めて認知されました。そのことを踏まえて、パンデミックが収束しオフィスでの仕事が再開された暁にはフィットネス環境の整備を最重要課題として挙げている経営者も多いようです。

”健康経営=運動”だけではありませんが、とても有意義なトレンドですよね。企業としても生産性を高めるために従業員の健康を守っていくツールを形の上で持っているだけではなくて、有効に機能させていこうとしています。仕事環境と運動環境を境目なく融合させるようなイメージですかね。産業医や産業理学療法士のように産業トレーナーなんてジャンルができるかもしれないですね。

デジタルとリアルの融合

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Digital workouts will remain popular because of their convenience, but that doesn’t mean in-person classes are obsolete. The survey found that 92% of professionals hope to return to fitness studios and gyms in 2021, with 40% planning to return exclusively to in-studio workouts when they feel safe to do so.

https://www.today.com/health/biggest-fitness-trends-look-2021-today-t204089#anchor-Anewfocusonrestorativefitness

この点については、別で取り上げたかったので少し見出しを大きくしました。

フィットネスのオンライン化は2020年中に何年分も前倒して普及した感じですよね。確かにお互いの移動コストや準備コストを大幅に削減出来て、「いつでもどこでも」できるという点ではとても便利だと思います。今まで選択肢になかった遠方のセッションを受けることだってできますし、予約できなかった人気セッションも数百人がログインできるプラットフォームを使えば参加できたりしますからね。実際まだまだオンラインでのやり取りは多く存在します。

でも、この関わり方がこれからの主流にはならないと思います。実際、ここまで爆発的にオンラインセッションが増えたのもそれしか取る方法が無かったからですよね。決してポジティブな理由でこうなった訳ではなく、あくまでも消去法的に出てきた選択肢であると思っています。むしろ、個人的にはオフラインのいいところが強調されたとすら思っています。やっぱり対面でないと伝わらない微妙な感覚とかニュアンスとか色々あるなーと改めて思います。
上に引用した英文にも多くのフィットネス事業者は、2021年は対面でのセッション再開を望んでいると書いてあります。

実際オンライン事業で上手くいっている人ってどのくらいいるんですかね?収益の結果も大切ですが、しっかりクライアントが満足できるものを提供するイメージが未だに湧かないのでどんな実情なのか気になります。判を押したように周りがやっているから遅れまいと実施している件数も結構あるんじゃないかと思っています。【実はどうなの?】オンラインセッションを提供側からレビュー

クライアント側も対面のクラスではHIITに代表されるようなハードなセッションやピラティス、サイクリングなど設備が必要なセッションの予約を希望する人が多いようです。やはりセッションの質を保つには自宅のみでは限界があり、専用の環境を必要なんですよね。

競技スポーツでも同じようなデータがあって、自主トレーニングは運動能力の維持に貢献できないとする研究結果もあります。やっているつもりになっていて、実際はできていない場合が結構あるっていうことです。

とは言え、オンライン、デジタルなフィットネス環境が生んだ価値は間違いなくあります。出歩くことが厳しく制限された中で多くの人の生活の質を保ってきたことは事実です。その下支えやワクチンの接種も始まり、少しずつ今までに近い対面形でのセッションが増えてくると思います。

その中で、今後更に価値を持つようになるのは対面とオンラインを上手く組み合わせたサービスです。これがまた難しいとは思いますが、買い手であるお客さんが欲しいタイミングで欲しいものを提供できる形を用意できるかどうかがポイントかと思います。もちろん、対面かオンラインかでその質には差が出ますが、いつでもアクセスできる環境を作るということは双方にメリットがありますよね。そうすることが今後フィットネス事業者が成功するための唯一の方法だとこの記事では書いてあります。ここはアイディアの出しどころですね。色々なイノベーションが起こりそうです。

この記事、アメリカのニュース番組です

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ここまで、ソースにした記事をかいつまんで紹介してきました。冒頭にも少し書きましたが、この記事アメリカのテレビ番組の記事なんです。私はこれを読んでいて正直日本のメディアとの差を感じました。

日本にここまで建設的に生活の質を高めるための情報提供をしてくれるメディアはあるでしょうか?ワイドショーはいつまでもコロナについて悲観的な論調で煽っている気がしますし、針小棒大に一部のことを全部のように語りますし、重箱の隅をつついてみたり、「それ揚げ足取りじゃね?」みたいなことも多いと思っています。アクセスできるメディアが限られている人ほど、その価値観に染まりやすいとも思います。今まで以上に情報を発信する側、情報を受け取る側双方のリテラシーが求められると思います。
世間がより良くなる情報発信を期待したいですね。

きっとまだまだコロナの影響は残る、その中でどう動くか

women performing yoga on green grass near trees
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フィットネスのトレンドはまだまだアメリカ発日本行です。日本にも今回紹介したような流れが遅かれ早かれ来るのではないかと思います。

すでに肌感覚で持っていたような内容もあったかと思います。提供側の私たちも、サービスを受ける側のあたなもデジタルリソースを活用し対面セッションとのバランスを考えながら動けるといいと思っています。あちこちのいいとこ取りしてしまいましょう。

色々見ているとアウトドアでのセッションにも注目が集まっている気がするんですよね。時期が良くなったらやっていきたいと思っています。
からだと心の両方を満たすことが生活の質を高めていく重要ポイントですよね。アウトドアって結構そういう面では優れているシチュエーションではないかと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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