Web3.0×フィットネス

石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジム
LOCOZYです。

最近この類の話題が本当に増えましたね。
Web3.0、メタバースについての記事です。
キーワードは
分散、
脱中央集権、
クリエイターエコノミー
でしょうか。

以下翻訳です。
ご覧ください。
元記事はこちらからどうぞ。

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過去数か月の間に、
新たな分散型インターネットの
Web3.0ムーブメントは
効力を持って現れました。

DeFi(分散型金融)から
DeSo(分散型社会)まで、
Web3.0はすでに広い範囲で
産業を再構築し始めています。

ブロックを組み立てる

white smartphone on the table
Photo by Olya Kobruseva on Pexels.com

私たちの知っているインターネット
Web2.0は価値を独占し
ユーザーのデータや内容から利益を上げる
フェイスブックやGoogleのような
中央集権的なプラットフォームによって
規定されてきました。

Web3.0に入る

Web3.0は
ユーザーが所有する
ブロックチェーンをベースとする
デジタル世界を通じた
インターネットの次の進化を
もたらすでしょう。

イーサリアムや
ビットコインのような
プロトコルは
データをブロックに
格納します。
(故にブロックチェーンと
 名付けられています。)

ここでは、
動機と全体的な信頼を
整えるために
複数のバリデーター(チェック機構)や
特権を与えるユーザー
(それ以外では
 変わり者かもしれない)に
よって取引はチェックされ、
承認されることになっています。

クリエイターと
コミュニティを
力づけることで、
その空間は昨年から見ても
急成長しています。
NFT(非代替性トークン)市場は
2021年12月に分散型組織が
160億ドルの資産運用高を
要求する間に、
400億ドルに迫りました。
(そしてその勢いは
衰える兆しがありません)

フィットネスや
ウェルネス分野と
関連のあるものとして
これらの発達を探索してみると、
今まさにWeb3.0がどうやって
産業を革新していくのかを
目の当たりにすることでしょう。

NFTムーブメント

おそらく最も目立つものは、
NFT(非代替性トークン)が
話題を席巻していることでしょう。

唯一で交換することのできない
これらの資産はデジタル経済に対し、
希少性と所有証明を導入しています。

可能性を感じて、
人気のあるブランドはこぞって
身体的な要素とデジタル空間を
横断して顧客を没頭させる
パワフルな方法として
NFTを利用し始めています。

2021年12月、
アディダスは
2300万ドル以上のNFTを
売り上げ、
ナイキは
NFTスタジオのRTFKTを
買収しました。

現状では、
ほとんどのユーザーは
SNSのアイコンをベースにした利用で
普及した社会通貨として
NFTを見ています。
しかし、
社会の情報伝達ツールを超えて、
NFTの持つ効用は
健康とフィットネスへの
可能性を開くものになりそうです。

ゲーミファイされたNFT

ワークアウトに耐えることと
フィットネスにお金を払うことを
組み合わせるものとして、
move-to-earn
(稼ぐために動くを標ぼうする)の
スタートアップ企業は
身体活動をゲーム化して
報酬を出すために
NFTを活用し始めています。

・ランニングアプリのSTEPN
 ユーザーが外で歩いたり、
 ジョギングしたり、
 ランニングしたりするために
 デジタルスニーカーを利用しています。
 そのために2022年1月に
 500万ドルを調達しました。
・ユーザーの現実世界での身体活動を
 ゲーム内のアップグレードに変換する
 モバイルゲームであるGenopets
 2021年10月に830万ドルの資金調達を
 行いました。

他にも、目的達成のためにステーキングする
スタートアップ企業のCommitPool
ペロトンやApple Watchのようなギアを
レバレッジとして使っています。

早期参入者として、
ウェルネス報酬体系を作った
Sweatcoin や Clinicoinといった
仮想通貨は
アクティブユーザーを
この先も根付かせるために
魅力的で献身的な取り組みを
続けていきます。

メンバーシップNFT

コミュニティを作る上で、
メンバーシップNFTは
チケットとして考えられ、
所有者は専門的な特典と共に
同じ考えを持った人が集まる
集団へアクセスできるように
なります。

Apex  OptimizersはNFTオーナーに
 Eight Sleep や Bioloopのような
 ブランドと取引する権利、
 アスリートのサイン入り商品、
 本格的な対面でのトレーニング体験を
 提供しています。
・P2E(Play to Earn)の
パワーリフティング集団
 IRONDOGSはNFTを賭けた
 専門的なコンペを主催し、
 パワーリフターと
 ストレングスコーチや
 パーソナルトレーナーを
 マッチングします。
GYMBROs NFTはジム会員と
 アパレルを通じて関係を持ちます。
 NFTの保持者は全てのGYMBROsシステムに
 アクセスすることができて、
 季節に合った商品を半額で提供されます。

他にも、
Bike Club NFTNational Parks NFT
屋外でからだを動かすアクティビティを
促進しようとしています。
前者はサイクリストに新しいギアと
グループでのツーリングを提供し、
後者はハイキングや国立公園財団を
サポートします。

デジタルクラブを超えて、
Apex Optimizersの創設者
レイチェル サンダースは
Fitt Insider Q&Aの中で
身体的要素とバーチャル不動産の
両方をフォローする効果について
詳細をこう語っています。

”健康にフォーカスする
プロジェクトから
現れるコミュニティは
資金提供されて
製品や解決策が開発される
過程に影響を及ぼす。
これは注目に値するトレンドだ。”

DAOs(分散型自立組織)がVC(ベンチャーキャピタル)を飲み込む

コミュニティ創出の
別の形としては、
DAOs(分散型自立組織)という
トークンによって動かされる
参加メンバーが経営する集団があります。

現存する組織と違い、
DAOsは信頼できて参加する意味があると
動機づけられれば、
(そのDAOに所属することの価値を理解している)
全てのメンバーにステーキングと報奨を得ることを
認めています。

ステークホルダー間の調整を容易にすることで、
ブロックチェーンコントラクトは
多くのコミュニティが最も欲する
組織統治の重要な核になる部分の負荷を
下げています。

ブロックチェーン技術の革新的なところは
コミュニティに人々を没頭させて
同時にそのキャパシティを広げるために
生じた時間や組織運営での摩擦を
軽減することです。

シンプルであること、
興味を共有すること、
経験を共有することは
更に発展して
目的を共有することに
なります。

例えば、
健康にフォーカスした
ベンチャーキャピタルのような
共同体の形を取り
すでに明確なものになりつつあります。

VitaDAO
3000人以上のメンバーがいることを
誇りに思っていますし、
長寿研究のための
150万ドルを超える基金を含む
900万ドル以上のコミュニティ財務を
慎重に扱ってきました。

インストラクターIPO(新規株式公開)

gold bitcoin coin on background of growth chart
Photo by Ivan Babydov on Pexels.com

フィットネスコミュニティを
盛り上げること以外では、
社会的トークンは
クリエイターエコノミーを
十分すぎるほどに加速させます。
特にアスリートや
インストラクター、コーチ業など
フィットネス業界では顕著でしょう。

2021年9月、
UCLAのバスケットボールプレイヤー
ジェイリン クラークは
学生でありながら $JROCKという
仮想通貨をローンチしました。

このトークン保有者は
スペシャルな特典と、
保有期間に応じた報酬を受け取れ、
何よりもブローカーを挟まずに
直接クラークをサポートできるように
なります。

フィットネスクリエイターにとって、
社会的トークンはフォロワーを魅了する
斬新な方法をプレゼントしてくれます。

近い将来、
クリエイターが資本からの利益を感じる一方で
献身的なファンは投資することに
利益を感じるようになるでしょう。

おそらく最も重要なことは、
トークンエコノミーが
サードパーティゲートキーパー
(第三者の中間業者)の力を削ぎ落し、
ブランドやプラットフォームに
褒賞を与える代わりに
反逆者の武装”を手助けするように
なることでしょう。

理論的には、
$RIGSBY coinは
ペロトンファンお気に入りの
コーディー リグスビー本人に
フォロワーを直接所有させるように
働くでしょうし、
プラットフォームをまたいで
彼の商品を販売することを
可能にするでしょう。

メタバース

aerial photography of a town near water and mountains
Photo by James Wheeler on Pexels.com

本質的な社会活動として、
フィットネスは長い間
バーチャルでゲーム化された
ワークアウトという形を取ることで
メタバースに向けたトレンドで
あり続けています。

基本的にWeb3.0の一部ではありませんが、
メタバースはWeb3.0の体験を促進する
パワフルなツールでもあります。

例えば、
フィットネススタートアップ企業である
Calo Metaverse
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)を
アウトドアアクティビティをゲーム化する
ことと重ね合わせて使っています。

デジタルライフスタイルを提唱し
メタバースデベロッパー企業でもある
OliveX はイギリスに拠点を置く
ブティックフィットネススタジオの
TRIB3と提携し、
Sandboxの仮想世界上で
OliveXが所有する土地に
ジムとバーチャルストアを
ローンチしました。

他にも…
フィットネスそれ自体が
MetaのSupernatural買収に
代表されるように
メタバース上でメジャーへの階段を
上がる方法を模索しています。

しかし、
 FitXR や LiteboxerのようなVRゲームは
単にフィットネスメタバースが扱う可能性の
表面をなぞっているに過ぎません。

先を見据えて

brown train railway between green trees at daytime
Photo by Cody King on Pexels.com

完全に発達した
Web3.0のフィットネスワールドを
目にするのはまだ先の話です。

よくある批評は、
ほとんどのプロジェクトは
ブロックチェーン技術の
イノベーションに必ずしも貢献しないと
言うものです。

それらは単に
マーケティングツールとして
Web3.0をいち早く掲げたに過ぎません。

他にも、
Web3.0は本当に分散したものなのか、
仮想通貨のマイニングが今の情勢にとって
ネガティブなインパクトを持っているのでは
ないかと指摘する声もあります。

しかし、賛否両論あれど
これらの根本的な可能性を
認めることが重要です。

ブロックチェーンは
独立したアプリ間の相互運用性を高め、
フィットネススペースを一新する特性を
持っています。

現在、運用されている
デジタルな健康とフィットネスに関わる
ツールはそれぞれが別々に稼働していて、
それぞれのデータの掃き出しは
消費者自身が管理する必要があります。

個人の好みに合わせて
今よりも更に統合された
未来に向けた動きは
フィットネスとウェルネスの
提案をまたいで一元化されます。

MetaのCEO マーク ザッカーバーグは
Web3.0の可能性についてこう述べています。

”多くのNFTによる魔法、Web3.0の働きは
基本的な相互運用性によってデザインされている…
このことは
別々のアプリが縦割りで運用されている現状を
打ち壊してくれるだろう…
これは多くの人達が期待することだと
ますます強く思うよ。”

注目

Web3.0のムーブメントは誇張に満ちています。
しかし、
いくつかのプロジェクトが
手っ取り早く稼ぎぬこうとする中で、
世界最大の健康問題にチャレンジしようとする
プロジェクトがあるのも事実です。

この分野の発展として、
最大の貢献は協調体制を構築すること、
多くの人達を動かそうとすることです。

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