あのマッキンゼーはこう見ている。これからのウェルネス市場は170兆円規模!

面白い記事を見つけたので、
翻訳&レビューします。
なんとあのマッキンゼーが
健康産業について調査記事を
書いているんです。
しかも今から半年も前の
2021年4月に!
ちょっとリサーチ不足でした…
タイムラグ無しで
まとめ記事書いている人も
いましたし…

マッキンゼーと言えば、
『超』が付くほどの
一流コンサルティング企業。
https://www.mckinsey.com/jp/overview
OB,OGが書いた書籍は
山のように市場に出回っています。
今バリバリ稼働している企業の
経営陣にも非常に多くのOB,OGが
名を連ねているようです。
https://keyplayers.jp/archives/7488/#i-3

平均月間残業時間は
過労死ライン上の約86時間…
超激務であると同時に
社員の平均年収は2000万円オーバー
有給取得率80%弱

働きまくって、がっつり休む
典型的な外資系の会社って感じですね。

社是としては、

「個人の意見は求めていない
科学的なデータで説明しろ」


っていう感じらしいです。

聞くだけで背筋が伸びますが、
それだけ根拠をはっきり示して
コンサルしている会社です。

そんなマッキンゼーが
フィットネス、
ウェルネス、
健康産業について
どんなことを言っているのか
気になりませんか?

少し長い記事ですが、
まとめてみたのでチェックしてみてください。
今後のトレンドが見えてくるかもしれません。

ソース:https://www.mckinsey.com/industries/consumer-packaged-goods/
our-insights/feeling-good-the-future-of-the-1-5-trillion-wellness-market?cid
=other-soc-twi-mip-mck-oth-2104–&sid=4726269204&linkId=116073955#

コロナ後の世界は色々弾ける

silhouette photography of jump shot of two persons
Photo by Jill Wellington on Pexels.com

やはり、
新型コロナウィルス感染症の
影響なしではこの分野も語れない昨今です。

ワクチン接種が進み
アフターコロナにシフトしてきている
国も出てきている中で
今後の展望を提示していくことは
意味があると思うので書いていきます。

結論から言うと、
これまでのステイホームや
海外で言えばロックダウンの反動が来ます。


今まで感染予防として押さえ込まれていた
購買行動が一気に解放されると
予想されているんです。

世界中で購買行動が加速する

Consumers in every country spend the most money on products and services that promote better health.
マッキンゼーのホームぺージより引用

この記事内では、『ウェルネス』
という言葉が頻繁に使われます。

日本語にすると『良い状態でいること』
っていう感じですかね。

かなり大きな概念です。
生活に関わること全てが含まれます。
ウェルネスの中には、
・運動
・栄養
・休養
・心の充実  …など
が代表要素として
挙げられます。

マッキンゼーはトータルで
ウェルネスを大切に考えている
ということが伺えますね。

マッキンゼーの報告では
このウェルネスについて、
日本
アメリカ
中国
ブラジル
ドイツ
イギリス

上記6か国から7500人に調査をして
79%の人がウェルネスを大切だと
回答を得ています。
42%もの人が
最優先事項だと考えているみたいです。

どの国のあらゆる市場においても
過去2-3年よりウェルネスの
優先順位は上がっています。

この後の話をしていく上で、
このトレンドは重要です。

あらゆる健康産業は
需要の高まりを受けて
今後更に大きな規模で
成長していくと考えられています。
その額1.5兆ドル(約170兆円)!
あの楽天市場の年間売上高が
約4兆円なので、
楽天でも40年以上掛かって
追い付く額です。


…そう言っても
全くイメージできませんね。笑
それくらいの大きな市場だと
ご理解ください。

この傾向はコロナ前にもありました。
コロナのパンデミックによって
世界的に高まった健康意識が
ブースターになって急成長、
この波に色々な企業が乗ってきて
更に加速する構図です。

マッキンゼーの調査によると、
・より良い健康
・より良い運動
・より良い栄養
・より良い見た目
・より良い睡眠
・より良いマインド

これらを重要視している人が
多いという傾向が明らかになりました。
全ての国において【より良い健康】は
最重要な項目であったのですが、
それに続くものは各地域により
異なっていたことが興味深いです。

例えば、
日本:見た目
ドイツ:運動
アメリカ:マインド

これらを次点に選んでいました。
お国柄が出るみたいですね。

もっとミクロな視点で見れば、
同じ国の中でも当然好みは分かれます。
保守的な考えの人がいたり、
SNSを使って積極的に情報を
追いかける人がいたり、
価格に敏感な人がいたりします。
みんながみんな同じようには
考えていないんです。
消費者は一枚岩ではない、
マスな広告は響かない、
こんなメッセージが見え隠れします。

この調査では
そんな消費者に関連のある
6つのトレンド
ピックアップしているので
簡単に見ていきたいと思います。

Services account for roughly 30 percent of wellness spending, and that number could increase.
マッキンゼーのホームページより引用

6つのトレンドに分けて解説

Wellness is rising as a priority, outpacing how consumers view their own wellness levels.
マッキンゼーのホームページより引用

トレンド1:ナチュラルでクリーンな製品で太陽のもと1日を過ごす

どこの何を使って、
どうやって作っているのか?

これが消費者の安心につながります。
健康への意識が高い人は余計に
そう考えますよね。
「遺伝子組み換えでない」
とか
「BPA Free」
などの自然でクリーンなイメージ
は今後益々重要になります。

この調査で
ダイエットサプリにおいて
・ナチュラルな製品
・効果のある製品
なら、前者を選ぶ割合は
21-41%(結構幅がありますが…)
に上るとしています。
欲しい効果よりも安全なものを
選択する人が40%いるってことです。

これは化粧品、スキンケア商品にも
同じ傾向が見られます。

企業の売り方としても
生産ラインから小売りまで
そのイメージをそれぞれの過程で
打ち出していく重要性を提示しています。

トレンド2:よりパーソナライズする

プライバシーを保つことは
今も多くの人にとって懸念事項
ではありますが、
サービスをパーソナライズ(個別化)
していく傾向は今後益々強まります。

多くの消費者はパーソナライズされた
サービスの優先順位を以前よりも
高めていて、
アメリカ、イギリス、ドイツでは
90%近い割合の人達が2-3年前より
パーソナルなサービスを優先すると
回答しています。

まだまだ成長市場とは言え、
様々なニーズが出てきている
ということは
こウェルネス、フィットネス分野の市場が
成熟してきているという風にも取れます。

良きことです。
色んなサービスが出てきて、
消費者それぞれのライフスタイルに合った
サービスを受けられる可能性は
高まるわけですからね。

実際にビタミンやサプリメントを
提供するような企業には
いくつかの質問から
最適な製品を提案しているところが
あります。

トレンド3:その未来はデジタル

デジタルへのシフトは
ものすごいスピードで
進んでいます。
あなたも十分予想できると思いますが、
この流れは益々加速します。
何と言っても便利ですよね。
スマホ1台で何でもできますから。

ボタンをクリックするだけで
買い物できるってすごいことですよね。
その支払いもクレジットカードと
紐づいているんで、
全く支払いの痛みを伴わないという
少し危ない要素も含んでいます。
気を付けましょう。

もうどこにいるかは
問題じゃないんです。

実店舗でも、
インターネット上でも
色んな商品の情報が入ってきます。
ネット広告から情報を得て
詳しく検索したり、
インスタグラムで見たものを
実店舗で見かけて買ってみたり…
という経験も一度はあるはず。

こんな感じで
切れ目なく企業からは販促されてますし、
消費者側は情報を追っているんですよね。

トレンド4:インフルエンサーの下で

これは正に最近のトピックです。
どの分野にもインフルエンサーと
呼ばれる人たちは存在します。

日本、アメリカ、ヨーロッパにおいて
消費者の10-15%は
SNSでインフルエンサーをフォローし、
彼らが推している情報を元に
買い物をしています。
すでに中国やブラジルにおいては購買行動に
インフルエンサーの影響を受ける割合は
45-55%にもなっています。
この傾向は益々強まります。

反面、今まで影響力を持っていた
セレブリティ達はその影響力を弱めています。
テレビに出演する知名度抜群のタレントや
お金をたくさん持っている資産家などの
ポジションが、
SNS上のフォロワーが多いという
要素を持った人たちに
取って代わりつつあるんです。
イギリスでは特にその傾向が強いみたいです。

マッキンゼーの調査では、
フォロワー数10万以上でも10万以下でも
その傾向は変わらないとしています。

さらっと書いていて麻痺しますが、
フォロワー10万人って
普通じゃないですからね。笑

そのインフルエンサーのツイート1本が
簡単に地方都市1つ分くらいの人口に
リーチできてしまうんです。
しかもそのインフルエンサーを
フォローしているのは高い関心を
寄せている人たちが多いので、
テレビなどのように関心のない層を
含めた不特定多数にリーチするのと
また違った意味を持ちます。

インフルエンサーマーケティングの
効率の良さが分かりますよね。
インフルエンサーの影響力を使うと
企業としてはより確実に、
届けたい人に自社の魅力をアピール
できるんです。

2015年のマッキンゼーの調査ですでに
SNSが購買行動の26%に影響していると
報告していて、
今回の調査でも対象者の60%が
インフルエンサーのSNS投稿を
大きな購入判断の要素にすると
回答しています。

トレンド5:台頭とサービスの向上

無形の商品であるサービスは
ウェルネス市場において
成長領域にあります。

体験すること自体が商品に
なってきているんです。

この現象は今回の調査対象国を
またいで見られる傾向です。
それだけ物質的には
満たされてきているとも
見て取れます。

今後も形ある製品がなくなることは
あり得ませんが、
・パーソナルトレーニング
・栄養サービス
・カウンセリング   など
がウェルネス市場を盛り上げる
要素になると予想しています。

消費者に対する企業の関わり方も
これまでと変わってきています。
売れば終わりの商売から、
継続的な関係を持つ方向へと
シフトしているんです。

例えば、
パーソナルトレーニングは
たった1度やったところで
何かが劇的に変化するわけでは
ありません。
継続して初めて効果を実感できます。

関連記事です。
良かったら
のぞいてみてください。
【信頼は資産】
同業者から見る
『頼れるパーソナルトレーナー』
の条件

この継続した関りを持つ意図が
最近よく聞く
サブスクリプションする
サービスに現れているんです。

例えば、ペロトンは
・小売りとして専用のバイク
・サブスクとしてオンラインでの
 ワークアウト

を提供する形で業績を
爆上げしています。
オンラインセッションは
専用バイクが無くても行えるものも
含んでいるのでより多くの人に
価値を生んでいます。

トレンド6:カテゴリーの境界線はぼやけ続ける

ここまで見てきたように
消費者が大切に思っていることは
多岐に渡ります。

ウェルネスと一口に言っても
色々な価値観がある中で、
単一の商品で消費者のニーズを
満たすことはどんどん難しくなっています。

消費者自身が
より良い健康を手に入れるためには
色々なカテゴリーの要素を横断的に
カバーする必要があり、
独立した要素で考えていくのが
難しくなります。

その傾向を受けて、
企業の動きとしては
M&A(企業買収)や業務提携など
多角的に色々な市場に参入することで
顧客を囲い込むような戦略を取るところが
増えそうです。

使う側からしても、
ワンストップで全てを満たせる方が
いいですからね。

更に、わかりやすく使いやすいものを
選ぶのはどんな人にも共通のニーズです。

コロナ後の未来はより健康に投資する時代に

man love people woman
Photo by Gabby K on Pexels.com

まとめます。
コロナが落ち着いた先には、
これまで押さえつけられていた
購買衝動が爆発する未来が濃厚です。

更にはこのパンデミックで
健康でいることが大幅に見直され、
より意識が高まった人達が
大挙して健康関連商品を買い求めます。

より安全でより個別化されたものが
オンラインかオフラインを問わずに
あなたにバシバシ提示されるんです。

市場もまだまだ大きくなります。
その時の市場は今以上に
玉石混交かもしれません。
変なものをつかまされないように
しっかり準備しましょう。

少しでも多くのことを知っていれば
それがアドバンテージなんです。

商品やサービスを提供する企業側は
どんどん便利なものを開発し、
リリースします。

欲しい情報にアクセスできるかどうか、
それがあなたの人生を豊かにできるか
どうかにつながるかもしれません。

この記事が今後のあなたの人生に
有益な情報になることを願います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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