より健康的な街を作ろう

元記事はこちら。
Issue No. 159: Creating Healthier Cities

健康は都市計画に
組み込まれることが大切だと
いうことを感じる記事です。

”どこに暮らすのか”で
健康的な幸福度は
結構変わるかもしれません。

詳しくは以下をチェックして
みてください。

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次々と都市化することで
社会は発展しています。
しかし、都市化が進むことで
隠れたコストも負っています。
都市生活は健康には悲劇的です。

流行りのダイエットや
空想的なフィットネステクノロジーは
よく誰にでも出来る解決策として
押し売りされますが、
真の健康はいかに生きるかだけではなく、
どこで生きるかにもよります。

大局を見ると

tall skyscrapers located in modern financial district
Photo by Laura Tancredi on Pexels.com

世界中の人口の半数以上は
都市部で生活してます。
2050年までには、
その割合は75%まで上昇すると
考えられています。

イノベーションの核として、
都市は私たちの生活を大きく利便化しました。
しかし、多くの都市は長期に渡り続くであろう
健康の結果についての懸念を
自発的に引き起こしました。

今日、世界中の都市住人達は
健康を保つことに悪戦苦闘しています。
・都市部の”食品砂漠
 (生鮮食品が買えない状態)”は
 加工食品、砂糖、脂肪の消費量を増加させ、
 2型糖尿病患者増加の燃料になっています。
・道路事情やその他からの騒音被害は
 心臓の問題とリンクしていて、
 ヨーロッパ単独でも
 年間で健康寿命160万歳分以上に相当します。
・街道の多くは人間よりも車の通行を
 優先して設計されていて、
 その結果として身体活動量が低下して
 肥満が増えています。

COVIDパンデミックがその傾向に
拍車を掛けていて、
アメリカ人の42%の人達は昨年だけで
平均29ポンド(約13kg)体重が増えたと
言っています。

習慣を作る

crop woman using devices for pulse controlling
Photo by Ketut Subiyanto on Pexels.com

無数の研究は
ウォーキングやサイクリングのような
中等度負荷の運動30分で死亡リスクを
およそ20%低減させることを示しています。

この目標を達成した時、
専門家たちは健康的な習慣が
健康をデザインするという
私たちを取り巻く環境のパワーを
指し示すでしょう。

世界的に最も健康的な都市を見ると、
歩行者を中心にして
デザインされた通りだったり、
広い公園だったり、
新鮮な食品を買いやすかったりと
いうことを通じて
市民を健康的な習慣に仕向ける
シンプルな仕組みが
都市計画に組み込まれています。

結果として、
その都市の住人は
病気に対する高い免疫を持っていたり、
QOLが高かったり、長寿だったりします。

コペンハーゲンのコピー?
最良の例は、
コペンハーゲンが世界中で最も幸福で
健康的な都市として
一貫してランキングされていることです。

都市計画で最近良く見られるように、
住民は15分以内にスーパーやレストランに
歩いて行けます。
大きな”自転車ハイウェイ”や
デザインされた道は90%の市民が車を使わず、
人口の60%以上の人が毎日の通勤で自転車を
使えるようになることを意味しています。

コペンハーゲンの公衆衛生のトップである
KatrineSchjønningによると、
”これは健康選択によるものではない。
これは最も簡単な選択だ。
この街は車ではなく自転車のために
デザインされている。”
ということです。

健康のためにデザインすることは
目新しいことではありません。
歴史を遡ると、
大都市は感染性の疾患から私たちを守るための
デザインや技術を使ってきました。
今、直面しているパンデミックは
大きくなった健康危機の波について
私たちの置かれている環境を
改めて見直させてくれます。

動き
ロックダウン前のトレンドは、
通常1日だけに限り街の行政が通りを解放して、
自由に遊んだり買い物に歩き回れるような
歩行者天国のエリアのコンセプトに
取り掛かろうとすることでした。

しかし、COVIDの時期になり、
道端で展開できるレストランや
フィットネスクラブが営業を許されただけで
それ以外の業種は
長い間区画ごと閉鎖されました。
そのベネフィットは
低下した騒音や空気汚染から
市民が負っていたケガの減少と言う形で
特にすぐに表れました。

並行したタイミングのトレンドとして、
パンデミックの時期の
自転車ブームが挙げられます。
今までのような通常の自転車を取り寄せるのに
数か月掛かっていたのを尻目に、
アメリカのe-bike需要は
240%に跳ね上がりました。

次に挙げられるのは、
他の都市が次のステップとして
”遊べる”街づくりを
推進している時にパリが
100%自転車都市化に
舵を切ったことです。

緑樹
緑のスペースは炭素汚染に対抗して
環境要因のメンタルヘルス問題を
和らげてくれます。
実際、セントラルパークは
コレラの感染拡大を受けて
公共の健康の名の下に作られました。

今日、多くの都市は
実際のジャングル以上の密度で
コンクリートジャングル化しています。
このことによる不利益は多岐に渡ります。

しかし、例外もあります。
世界中の最も健康な住民たちと共に、
シンガポール国土の40%以上は緑に覆われ、
30%を林冠(木陰)が覆い、
緑豊かな森の街道が
総距離300㎞に渡り街中に通っています。

アメリカの人口密度の高い
多くの大都市にとって、
その解決策は内から湧き出る
緑化への転換にあります。
バワリーやプレンティーのような
垂直農法スタートアップ企業は
食品砂漠問題に取り組もうと
都市エリアでの経営規模を
大きくしています。

不動産
政治家の判断を待つことなく、
健康を探求する人たちは
ウェルネスマインドの高いコミュニティに
移っています。
これらの聖域の快適な設備は
コミュニティを中心に置きデザインされた
概日照明から空気ろ過技術までの
全体の健康をサポートする狙いがあります。

ディロスのような大手のプレイヤーは
この筆頭であり、
数年で約2倍に膨れ上がると見られる
世界規模のウェルネス物件に
手を付けています。
その間、
コロンバスのグラビティのようなプロジェクトは
ウェルネスセンターが新しいゴルフコースを
退職者たちのコミュニティにすると
いうことに賭けています。

スマートになる

person holding a green plant
Photo by Akil Mazumder on Pexels.com

過去には、
公的な区域と私的な区域は争ってきました
(Googleの提供する
 サイドウォークラボでさえ
 苦労していました。)。
しかし、COVIDが公私関係を再構築し、
今や行政の首長の圧倒的多数は
スマートシティテクノロジーに
投資しています。

その潜在的なインパクトは
かなり大きな規模を持っています。
専門家たちは、
もし都市が健康に関する要素の
国際的な推奨事項に則るなら
全死者数の20%近くは減少できると
見積もっています。

・データ収集の手助けを目的に、
 MIT’s Senseable City Labsは
 地図上に空気の質、熱、騒音を表示するための
 センサーを既存の都市インフラに取り付けます。
・建物に専念するために、
 建築家は精神的な健康状態になろうと
 建物のデザインを神経美学に
 統合しようとしています。

オチ
フィットネスアプリや
健康のためのウェアラブルデバイス、
接続された設備に留まらず、
私たちの健康に大きな影響を及ぼす
環境要素を再評価することは急務です。

イノベーションはいつか起こるでしょうが、
テクノロジー単独では
都市で生活している人たちを
健康にはできません。
来る年、都市計画者は私たちの都市ジャングルを
複雑にするのではなく
補完する技術を使って
健康とデザイン性の交わりを
紡ぎ上げていく必要があります。

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