【ピラティスで体感】”良い姿勢”で気を付けるポイントを3つ紹介
石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジム
LOCOZYです。
もう間もなくスタートする
パーソナルピラティスに向けて
頭に入れておくとセッションが
スムーズに理解できるポイントを
まとめました。
ぜひお役立てください。
ピラティスで”いい姿勢の本当の感覚”が分かります
ピラティスを使うと姿勢に対する
意識と感覚が変わります。
よく耳にしますし、
よく口にするとも思うのですが、
いい姿勢って一体何でしょうか?
背中が真っすぐ?
頭の位置はどこ?
肩は前?後ろ?
色々ポイントはありますよね。
更には、直立不動の姿勢を
良くすることがゴールでしょうか?
立っている姿勢はいいけど
動いた途端にガッツリ姿勢が崩れていたら
ちょっと残念な感じですよね。
多くの場合、一方が立つと他方が立たない
ことがめちゃくちゃ多いです。
例えば胸を張ろうとすると
同時に腰を反ってしまいがちです。
ベストな姿勢は腰を反らせず、
胸を張る時に作られるので、
その両立を果たしたいところです。
でも自分の姿勢を客観的に
捉えるのってかなり難しい…
だからこそ専門的なサポートが
必要だと思っています。
【パーソナルがおすすめ】しっかり見てもらうことが大切です
自分の姿勢を自分で確認しようと思った時、
あなたならどうしますか?
ザッと思いつく方法としては、
自分の姿勢をチェックする方法
- 鏡を見る
- 動画を撮る
- 誰かにチェックしてもらう
こんな選択肢があります。
鏡を見る

これが1番手軽にできますよね。
姿見があるおうちは多いでしょうし、
時間帯によっては窓ガラスに
映った姿でも確認できます。
鏡に対して向き合ったり、
横向きになって自分の姿勢を
チェックすることができます。
手軽にできる反面、
あまり多くの情報は取れなかったりもします。
鏡に正対すると肩の高さなど
左右のズレは見えても
頭が前に出ているなど
前後のズレをとらえるのは困難です。
「じゃあ、鏡に対して真横を向いて
顔だけ鏡に向ければいいじゃん。」
と思うかもしれませんが、
その見方をしている時点で
からだの左右が同じ条件に無いので
姿勢が崩れている可能性は高くなります。
動画を撮る

それなら動画や写真を撮ったらどうでしょうか?
もちろん選択肢の一つです。
顔だけ鏡に向けてチェックするようなことはないので
姿勢を崩さずに確認することができます。
ただ、リアルタイムで修正が出来ないことが
難しくもあります。
撮影、チェック、修正、再度撮影、チェック…
を繰り返すことになるので手間が掛かり、
感覚勝負な所もあって
手間の割にいまいち修正しきれない
こともあり得ます。
チェックしてもらう
誰かにチェックしてもらうのが
最も多くの情報を処理できて、
リアルタイムに修正できる方法だと思っています。
専門的な知識が無くてもポイントを伝えて
ズレがあるかどうかを見てもらうだけなら、
家族や友人にもお願いできますよね。
正面から見たり真横から見たり、
ちょっとしたズレであっても指摘してもらえば
即座に修正できるのでストレスフリーにできる
チェックですね。
だからこそパーソナルサービスを利用するのは
妥当な選択かなと思っています。
誰かに頼むのもちょっと申し訳ないし、
現状は分かってもどうやって改善していくか
有効なアドバイスがもらえる確率は低そうですよね。
専門家をぜひ活用してください。
自分で自分の姿勢はよく分かっていません
何度も同じことを言ってしまいますが、
自分の姿勢を正確に捉えることは
思った以上に難しいです。
なぜなら、
誰しもが自分の姿勢は別に悪くないと思っていて、
自分の身体感覚=みんなと同じ
と思っているからです。
つまり普段からデスクワークばかりで
すっかり猫背になり頭が前に出ている姿勢が
ノーマルになってしまっていれば、
それがあなたにとって普段の姿勢なんです。
でも周りから見ると
「結構猫背ですよ…」ってなるわけですね。
多くの場合その自覚がない状態で
姿勢を正そうとするので、
本来伸びなきゃいけない部分が伸びず
締まらなきゃいけない部分が締まらず
という状態になって理想的な姿勢を
取れなくなってしまうんですね。
ちなみに理想的な姿勢はこんな感じです。
耳の後ろから外くるぶしが床からの垂線上にあって、
肋骨の先端と骨盤の出っ張りを結ぶ線がその垂線と
並行になっている状態です。

この姿勢を目指していくわけですが、
ここまで繰り返しているように
姿勢を正すのは難しいです。
よく見られる”いい姿勢”を取るための
ポイントを3つ挙げてみます。
胸を張る


胸を張ると言われると、
胸を前の壁や天井に向かって
突き出したりする形をイメージします。
それ自体は間違ってはいないと思いますが、
肝心なのはどこから動いているかです。
胸を張ると言って腰を反らせるパターンは
めちゃくちゃ多いです。
肋骨が浮き上がるように見えたら
そんなエラーが出ていると思ってください。
骨盤とあばら骨の距離が広がっていくのを
チェックしてもいいですね。
そうなっている時、確かに胸は上向きかも
知れませんが肩幅は変わっていないはずです。
胸を張る=肩幅最大化
と認識してもらうとエラーを起こしづらいです。
肩幅を広くしようとすると自然と胸を開いて
前上方に張りやすくなります。
脇を空けて肘を張るんじゃないですよ?
左右の肩を一番遠い所に置くイメージで
やってみてください。
あごを引く


猫背で頭が前に出ている場合や
いわゆる巻き肩で
胸がすぼんでしまっている状態も
結構多いですよね。
そんな時に修正方法としてよく聞く
アドバイスが[あごを引く]だと
思います。
これも聞くは易しやるは難しで
しっかり思った動きを出すのは
難しかったりします。
あごを引くと聞くと、
あごと喉仏を近付けようとして
足元に視線が落ちがちです。
あごを引きすぎると
いい姿勢からかけ離れてしまいます。
こういう時は後頭部を天井に引かれるような
イメージで軽くあごを引いてみてください。
このイメージを持つことで
首が上に伸ばされつつあごを引けるので
いいポジションに収まりやすくなります。
体幹を安定させる


体幹という言葉も分かるようで
分からないこと多くないですか?
体幹は固めるの?締めるの?伸ばすの?
何となくは分かっても
よく考えるとよく分からないかなと
思ってます。
なぜそう思うかというと、
「体幹を安定させましょう。」と声を掛けると
腹筋に力が入って背中が丸まったり、
肩がすくんで首が短くなったりする場合に
遭遇するケースが多いと感じているからです。
確かにお腹に力が入っている感覚はあるので
安定感はあるかもしれませんが、
立っている姿勢が変わってしまいますよね。
こうなるのはよろしくありません。
ポイントは”引き伸ばす”ことです。
頭が天井から引かれるイメージで姿勢を取ると
各ポイントが垂線上に揃いやすくなり、
自然と体幹部の安定も高まります。
そのポジションをいかにキープできるかが
安定という言葉の真意なので必要以上の
力みは不要かもしれませんね。
この状態をピラティスでは
”エロンゲーション”と言います。
普段の姿勢はもちろん、
スクワットやデッドリフトなどの
筋トレシーンにも活かせるイメージです。
”いい姿勢を作る”のベストはピラティスです
ここまで”いい姿勢”について
あれやこれやお話ししてきました。
自分で自分の姿勢を認識するのは難しい、
良くするためには専門的にアプローチする、
その一つとしてパーソナルピラティスがある。
こんなことが伝わっているといいなと思っています。
ここまで来ると、
ふとこんな疑問にぶち当たります。

なんでそこまでして姿勢を良くする必要があるの?
この問いに対する答えはシンプルです。
きれいに見えるものには機能が備わっているからです。
私はそう考えています。
【機能美】ってやつです。
個人的には見た目の印象がいまいちで
めちゃくちゃ機能的だった経験てほぼ無いんですよね。
あなたはどうですか?
いい姿勢を取れているからこそ
体の機能は本来の能力を発揮していて、
動作しやすい環境を作っています。
猫背は身体機能のバランスが崩れている証拠になるんです。
そのことに気づくきっかけになって、
改善プランを提示してくれるのが
ピラティスのエクササイズだと思っています。
経験から言うと初回のセッションは結構ショックです。笑
思った以上にできない、
感覚が分からない、
動きを再現できない…
こんな感じばかりだからです。
消化不良感がすごいです。
でもこれはきっと誰しもが通る道です。
ここでやめてしまってはそれ以上の変化は望むべくもありません。
コツコツ続けていくことがめちゃくちゃ大切になります。
ピラティスを分かりやすく表す言葉にこんなものがあります。
積み上げポイント
「10回で違いを知り、20 回で⾒た⽬が変わり、30回ですべてが変わる」
これだけの経験が必要なんですね。
各経験値でのフェーズも分かりやすいなと思ったりもします。
見た目が変わるのは20回目ですね。
そこまでコツコツ積み上げられますか?
最速で結果が欲しくなるのはもちろん理解できます。
私だってそうです。
でも絶対的な量、時間、手間が必要なことは
変えようのない事実でもあります。
【楽に、短時間で、手間を掛けずに】の広告が
幅を利かせる世の中でそれに逆行した長期視点で
取り組む覚悟はできましたか?
LOCOZYでもパーソナルピラティスを開始します。
一緒に動けるからだ作っていきましょう。