生理痛を減らす方法【オススメはピラティス】

生理中、こんなお悩みありませんか?

  • 毎月痛みに耐える憂うつな時間を減らしたい
  • 不安を感じずに日常を過ごしたい
  • 生理中の不快感で生活の質を落としたくない

これらのお悩みを解決する記事を用意しました。

この記事でご紹介する【ピラティス】を続ければ、
生理痛の軽減が期待でき、日々の生活に余裕が生まれます。

すでにPMS(月経前症候群)に対する
ピラティスの有効性は科学的にも認められて、
症状を大きく減少させる効果が報告されています。

その点も踏まえて、
生理期間中の不調に対して何故ピラティスが有効なのかを
順を追って解説していきます。

記事の前半では生理痛の原因を探り、
後半ではその原因を解消する方法をお伝えしますので
ぜひ最後までお読みください。

そもそも生理痛とは?

様々なホルモンの働きによるものが大きいです。

女性に備わった命を次の世代につなぐ機能の一つです。

その機能が働きすぎると痛みに、
働きが鈍いと不順の原因になったりします。

どのような働きかをサクッと解説します。

始めに知っておきたい生理痛の原因

生理(月経)は子宮内膜を体外に排出する現象です。

人間のからだはとても合理的なので
不要と判断したものは即排出しようとします。
生理もそんな機能の一環なのです。
そして、積極的に経血を体外に出そうとする時に
起こりやすいのが生理痛です。

大きな要因の一つにプロスタグランジンという物質が
関係しています。

プロスタグラジンは子宮を収縮させて
効率よく経血を体外に排出することを助けています。
この時の子宮の収縮が不快感につながったりします。

更にプロスタグランジンの分泌量が多いと収縮作用が
強く長く起こってしまいはっきりとした痛みとして
感じられるようになってきます。
プロスタグラジンには痛みを強める作用もあるので
腹痛や頭痛の原因にもなります。

プロスタグランジンの作用で子宮が収縮すると
内部の血管も締め付けられるので血行が悪くもなりますよね。
この血行の悪さがプロスタグランジンの排出を遅らせ、
子宮の弾力性を低下させる要因になってますます痛みを招く
悪循環に陥っていきます。

生理痛を軽減するためには
血流を良くすることが重要

ここまでの説明で
生理痛の原因はプロスタグランジンという物質を出発点として
起こることを見てきました。

それならプロスタグランジンを出さないようにすればいいのでは?
と思いますよね?

確かに薬を使ってプロスタグランジンの分泌を
コントロールすることは可能です。
しかし、大なり小なり副作用があったり、
薬を使うこと自体に抵抗もあると思うので
今回は薬は使わず血流を上げて
状態をよくする方法で改善を試みます。

血流アップが重要な2つの理由
【ピラティスがおすすめ】

まず一つの理由としては、
プロスタグランジンを素早く子宮から運び出して
代謝を早めることが期待できるからです。

血の巡りが良くなればその流れに乗って、
化学物質が次々に運び出されるようになります。

例えばお酒を飲んだ時のことを考えてみてください。
二日酔いはあるかもしれませんが、
アルコールがその先もずっと体内に留まることは
ありませんよね。
無害な水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。
このようにからだはノーマルな状態に
できる限り早く戻ろうとします。

プロスタグランジンも同じように
その場にいつまでも留まることはありません。
その排出をスムーズな血流を作ることでサポートしましょう。

二つ目に、
血流が良いとその周囲にある組織は柔軟性が高まるからです。

例えば寝起きのからだはカチコチですが、
お風呂上りは1日の中で最もからだが柔らかいタイミングですよね。
この理由はお風呂に浸かることで血流が良くなり
筋肉などの組織の柔軟性が高まったからです。

スムーズな血行を保つことは、
子宮を始めとする臓器の柔らかさにも当てはまります。

かたい筋肉を無理やり伸ばそうとすると痛みを感じますが、
柔らかい状態であれば痛みは和らぎます。
生理痛にも同じことが言えますよ。

血流を良くすることベスト4!

血流を良くすることが効果的な理由を説明してきました。
ここからは具体的な方法をいくつかご紹介します。

血流を良くするってどういうこと?

その前に「血流を良くする」という言葉が指す意味を
擦り合わせておきましょう。

「血流を良くする」とセットで連想する言葉は、
「温める」ではないでしょうか?

温めること自体は正解ですが、
少し説明が足りないと思うので補足します。

温めるのは【内部】です。

これ重要なのでもう一度言います。
温めるのは【からだの内部】です。
からだの深部温度を上げることがここで説明する
「血流を良くする」ことのキーワードになるので
覚えておいてください。

腕を10秒ほどさすると
その部分はほんのり温かく感じます。
これもさすった刺激で血流が促された結果なのですが、
とても局所的な反応ですぐに元に戻ってしまいます。

つまり外から表面を温めるだけでは不十分であり、
効率も悪い方法になっている可能性が高いです。

その点も踏まえて、血流アップのランキングを
4位から見てみましょう!

【4位】ひざ掛け

温まることは確かですが、
自分の体温が逃げていくのを遅らせているだけ
というのがその正体だったりします。
温かさを感じるまでの時間に比べて
その効果は小さいです。

【3位】温かい食べ物、飲み物

食道を通って胃に至る臓器を直接温めるので
効果を感じるまでの時間は最短かもしれません。

ただし、その温度を長い時間保つことはできません。
胃に入ってきた温度を腸まで持ち越すことはできませんよね。
更に飲食できる温度は60℃程度が一般的です。
効果を持続させるのは難しいかもしれません。

手軽さとしてはおすすめできますね。

【2位】お風呂に浸かる

一度に温めることができる面積は最も大きいので
効率は一番かもしれません。

外部からおよそ40℃程度のお湯を使って
皮膚を通して温めているだけですが、
お湯に触れる面積が大きいのでかなり効率よく
温まることができます。

準備片付けの手間が掛かること、
いつでもできるわけではないことがネックでしょうか。

【1位】運動する 

結論から言うと、
ピラティスがおすすめです。

激しい動きが少ない割に、
筋肉にはしっかり負荷が掛かるので
じんわり汗をかいてきます。

この「汗をかく」ことがとても大切なんです。
汗をかくということは、
筋肉細胞が体内の糖分や脂肪を
エネルギーに変えている証拠だからです。

動くためのエネルギーを作る時、
実はその大半は熱として放出されているんです。
その熱エネルギーがからだを内側から温めます。
動けば動くほど体内で燃料が燃やされて、
温度が上がるイメージです。

どうですか?
なんか一番芯から温まりそうじゃないですか?
これが運動をおすすめする理由です。

ただし、運動するにもいくつか注意点があるので
その点は押さえておいてください。

運動する際の注意点

運動することが生理痛を改善する点について
お話ししてきました。
とても有効な手段だと考えていますが、
全くのノーリスクではありません。

想定できる注意点を2つ紹介しますね。

根詰め過ぎない

ここまで読んでいただけているということは、
かなり関心を持って内容を読み込んでくれて
からだを動かすモチベーションも
高まっているのではないかと思います。

だからこそ、
燃え尽きてしまうことに注意してください。

初めから熱を込めすぎると
うまくいかないことが多いです。

スポーツやフィットネス以外にも言えることですが、
取り組む量を増やせばその分効果も上がると考えがちです。
たくさんやらなければ効果が無いとすら
考えるようになってしまいます。

でもあなたにとっての最適量を超えて運動してしまうと
いつの間にかフォームが崩れていたり、
疲労が回復する前に新たな疲労を重ねてしまったりして
出るはずの効果が出なくなってしまいます。

頑張っているのに効果が出ない…
これほどむなしいことはありません。
モチベーションも下がり
継続が難しくなってしまうでしょう。

取り組み始めてから効果が現れるまで
数週間程度のタイムラグは見込んでおきましょう。

週に1-2回の頻度で
もう少しできそうなくらい
余裕を持って終える強度から
スタートすることをおすすめします。

腹圧を掛け過ぎない

腹圧を掛けるとはお腹を締めて背骨と骨盤回りを
がっちり固定することです。
生理中に運動をする場合は、
あまり強い腹圧が掛からないように運動しましょう。

腹圧が高まると内蔵も圧迫を受けるからです。

ギュッと押し込まれる力が子宮に加わると
経血も押し出されやすくなりますし、
血管が圧迫されるので血流も制限を受けやすくなります。

もちろん運動をする以上、
日常生活以上の腹圧は掛かるのですがその強さや持続時間を
調整しやすい内容で進めるようにしましょう。

まとめと今後:生理期間以外をどう過ごすか

生理中の不快感や痛みは
様々なシーンで生活の質を大きく左右します。
痛みなく、不安なく過ごせることが大切ですよね。

生理痛の大きな要因としてはプロスタグランジンという
科学物質が子宮を収縮させることで起こります。

そのプロスタグランジンを出来るだけ素早く効率的に
除去するために血流を上げる運動をおすすめしてきました。

ただし、その取り組み方や強度には注意が必要で
あまり大きな負荷が掛かり過ぎない【ピラティス】が
おすすめですよ。

継続的に運動を取り入れること

最後です。

実はこの部分が一番大切かもしれません。
ここまで読んでくれたあなたには
しっかりお伝えしたいと思います。

結論は、
【日常的な運動習慣を作りましょう】ということです。

その理由は2つ。

一つは、日常的に運動することで
血流が促されると多くのメリットがあるから。
・筋肉の柔軟性を保つ
・代謝も向上するので疲れにくくなる
・メンタルヘルス向上
・脳が活性化して仕事のパフォーマンス向上
ザッと思いつくだけでもこのくらいあります。

二つ目は、運動するハードルが下がるから。
一番運動が必要な生理痛がある時に限って
からだの状態は良くないですよね。
そんな時に普段していない運動をしようとは
思えないはずです。
普段の延長線上で対応できるようにしておくのが
大切です。

だからこそ、少しでも状態が良いうちに
運動習慣を作っておくことをおすすめします。

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