【テーピング】膝の固定テーピングで動きを比べてみた【ひざのケガ明けの学生さんに届け!】

テーピングシリーズ第2弾です。前回はテープの種類と足首の固定方法を動画で紹介しました。その前後でどの位動きが変わったのかもやってみました。
詳しくはこちらの記事【動画で紹介】テーピングの使い分けと足首の固定方法を解説をどうぞ。

今回はその第2弾ということで、ひざのテーピングを紹介したいと思います。特にこの記事を見て欲しいのは、ひざのケガから復帰した、もしくはもうすぐ復帰できそうというタイミングのあなたです。学生さんは特に医学的に完治したと言われても、再発するかもしれない恐怖と闘い、プレースピードに圧倒されながら復帰しているのが現状ではないかと思います。そんな人を一人でも減らしたいと思っています。この記事が少しでも多くの人に広がることを祈ります。記事の中では動画でテーピング前後の動きもチェックしてみました。もちろんメリットを得るためにテーピングをするのですが、当然そのデメリットもあります。その点も含めて紹介しようと思います。

ここまで来てなんですが、自分でこれを巻くのは正直厳しいです。この記事をきっかけにテーピングを理解している人に相談してもらうのがベストです。やはりよく分からないまま理解が不十分な人が巻いても効果が得られません。最悪新たなケガにつながるかも…その点は細心の注意を払ってほしいと思います。

テーピング前の問題点

まずは、テーピングを巻く前の動きをチェックします。今回は右足踏切、右足着地で前方にジャンプしてみました。
この動きを、まずはレビューしたいと思います。

一番気になるのは、踏み切る直前に膝が物凄く入ることです。思った以上に入っていました。条件を整えて撮影してこれですから、例えば試合中の同じような場面ではもっと危ない動きをしているかもしれませんよね。着地も動きは大きくないですが、大腿骨の角度が内向きだなーと思います。
この動きのイメージをお忘れなく。

テーピングを巻いてみます

今回使うのは、上の写真でいうと②のエラスティックテープです。ほんの少しだけ伸びますが固定力が高いテープです。これを使って巻いていきます。
動画だとこんな感じです。↓

内容を順に解説すると、
アンダーラップ
肌の保護が目的の薄いスポンジ状のテープです。簡単に切れてこれ自体に固定力はありません。これ自体が粘着力も持っていないので手早く作業しましょう。

アンカーテープ
テーピングの発着点です。全てのテープをこのテープ上に集めます。ひざは特に動きの大きい関節なのでテーピングが緩みやすいです。ひざから見て太もも、ふくらはぎそれぞれの最も太い部分を少し超えた辺りにアンカーを設定すると緩みにくいですよ。その分、テーピングの制限も強くなるので違和感だったり、動きにくさは当然増してきます。何度か巻く中であなたのベストを見つけてください。アンカーを巻く時は巻かれる脚全体にグッと力を入れ続けましょう。筋肉は縮む時にその直径を大きくするので力が入った時があなたの脚が最も太くなる瞬間です。そうして巻くことで、スポーツ中の踏ん張る場面での違和感が軽減されます。

スパイラルテープ
ひざの捻じれを抑えるテープです。動画で言うと、ジャンプ直前のひざの入りを予防する目的で巻いています。ふくらはぎの内側スタートと外側スタートを対象に巻いていくことで捻じれる力に抵抗力を生み、中間位で安定させることができます。テーピングは基本的に少し引っ張り、張力を持って貼っていくのですが、このテープの内スタート分と外スタート分の張力を同じにすることがポイントです。

サポートテープ(縦、X)
ひざが内側に入ることで特定の靭帯(じんたい)に大きな負担が掛かる可能性が高まります。それを防ぐ目的で貼るのがこのテープです。ひざの内側の中央で縦に貼ったテープと×(バツ)の形に貼ったテープ3本が交差するように貼ります。しっかりとアンカーからアンカーに貼っていくことでひざを守ります。

パテラコンプレッション
パテラとはひざのお皿のことです。このテープをひざのお皿に掛かるギリギリに張ることでお皿の位置を安定させて筋肉が力を発揮しやすくさせることができます。ひざのお皿にテープが掛かり過ぎると逆に出なければいけないひざの動きが出せなくなり別の箇所の負担が大きくなる可能性が高まります。確実なテクニックが必要なテーピングです。

アンカーテープ
必ず、最初と最後はアンカーテープです。今まで貼ってきたテープをしっかりと固定するために同じ位置のアンカーテープを貼ります。

巻いた後の動作をチェック

まずは動画をどうぞ。

ジャンプ直前のカクッという内側への動きはなくなりましたね。これがテーピングの効果です。狙った制限が掛けられてよかったです。でも巻くことでのデメリットもあります。実はこの動画TAKE3なんです。笑
巻くことでひざの動かしやすさは小さくなります。それが動き全体に影響してバランスが取りづらくなるんですね。この動画でも着地後ふらついているのが分かると思いますし、着地の瞬間お尻が外側に動いてバランスを取っているのも見て取れます。このデメリットをどこまで抑えるか、どこまで許容するかも考えて巻く必要があります。

メリットとデメリットを天秤にかけよう

メリット:固定されることでの安心感
デメリット:固定されることでの動きの変化、バランス能力低下の可能性あり

こんな感じです。巻くことで安心してプレーできるならそれは御の字ですよね。巻かないことで、自由度を保って動きたいのであればそれも当然選択肢の一つです。目的は何なのかを考えることでその選択は変わってきます。色々な角度から総合的に判断した上で取り入れるのがベストです。巻き続ければ続けるほど、思考停止に陥りただ巻いている状態にもなりがちです。テーピングを取り巻く経済的、時間的コストも長期化すればバカになりませんからね。是非参考にしてください。もし、どうすればいいのか分からなければいつでもご相談ください。



    最後までお読みいただきありがとうございました。

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