【移住者】日本の反対側の海から来た奴が小松のいいところを語る【住みやすさ】
今回は、少しフィットネスの話題から逸れます。
私が暮らしている石川県小松市について書いてみたいと思います。神奈川県の端くれから小松に越してきてもうすぐ丸2年になります。自分の生活圏って、長くいるほどそこで起きることが当たり前になって長所短所を感じなくなると思います。すでに2年が経ちそうなタイミングですが、移住者として感じたことをまとめて記事にしていきます。
ここに骨を埋める覚悟で来ました

もう2年前はこんな感じでしたね。
何となく力んでいるというか、人生の中でもトップ3に入るような選択をした後だったのでこうなっても不思議じゃないと思ってます。
引っ越しの大きな目的は家を建てるためでした。
あとは子育てですかね。子育てについては後程改めて書きます。
家を建てると言うことは…腰を据えて住むということですからね。繰り返しますが、かなり覚悟を決めて来ました。社会人になってからというもの、長くて3年くらいのスパンで引っ越しを繰り返していたんです。もちろん結婚、子供の誕生などライフスタイルが変わったことがその要因なので必要に迫られてのこともあり選択肢はなかったのですが。この5年くらいを抜き出しても3回引っ越してます。今思うと良くやったなと思います。やっと馴染んできたころに引っ越すんですからね。笑
賃貸のいいところはフットワークが軽くいられるところですね。サクッと引き払って次に行く感じは嫌いじゃなかったです。家を持つとなるとそうはいかなくなりますよね。その点で色々縛られるのかなーとか思っていて踏ん切りつかない期間が結構ありました。ましてや全く土地勘のないところでそれをやろうとしてこっちに来ましたからね。初めは本当に方向音痴丸出しでした。色んな施設の位置関係が全く把握できないし、どっちが山でどっちが海か、東西南北も全く掴めていなくて「なんでこっちから太陽出てくるんだ?」みたいな感じでした。
少し真面目な話をすると、暮らす土地での人間関係を0から構築することへの不安もありました。裏を返せば、自分を知っている人が限りなく0に近いってことは色々なチャンスだったりもすると思うのでワクワクする部分もなくは無なかったのですが、やっぱり馴染めるかどうかは不安しかなかったですね。そして家を買ったことによる莫大なローン…「車のクレジットですらボディブロー食らっていたのに大丈夫かな?」って感じです。住宅ローンの金利だけでいい車買えますしね。すごいことしてると思いますよ。
ちょっと自分語りが過ぎました。
ここから順に我が街小松をレビューします。
良くも悪くもローカル
まず感じたのは、「車の運転荒い人多くない?」ってことです。笑
ネガティブなところからで申し訳ないですが、ウィンカー出さずに急に進路変更されてビビったり、横断歩道で待っていてもお構いなしにビュンビュン過ぎていくなーって印象です。存在は認知されていると思っているですけどね。道を譲ってもそれに対するコミュニケーションが無いとかも結構ビックリしました。別に礼を言え!って訳では無いんですが、今までに無い経験だったので。小松が特別そうであるってことではないかもしれませんが、越してきたばかりでの印象はそこが強かったですね。
もちろんいいところもありますよ。組内?町内?の繋がりがかなり強いなと思います。今までは賃貸だったっていうところもあるとは思うのですが、ご近所付き合いは活発ですよね。アパート、マンションでは隣がどんな人かも良く分かりません。ましてや言葉を交わすことも滅多にないですからね。そういうコミュニケーション、お互いに頼り合う関係はやっぱり精神衛生上もいいと思います。もちろんその中での悩みも色々あるとは思うんですけどね。
もっといいところを上げていきます。
小松のここがいい!
山も海もある 夏サーフィン、冬スノボー
個人的にこれを今年達成したいです。山も海もあるんで年中何かに乗れるなと思います。
ただ、全く海のリサーチしていないのでサーフィンできるポイントとか知らないんですけどね。しかもサーフィンしたことないのでそこからです。笑
サーファーってローカルルールも結構多いって聞きますしね。よそ者がなんかやってる!って騒がれないようにしたいなと思います。
ウィンタースポーツもしたいですね。今までは近くにスキー場があるようなところに住んでいなかったのでフラッと行って滑ってみたいな生活に憧れます。
かなりご無沙汰していますが、以前は山も結構登っていました。白山にも登りたいですね。子供がもう少し大きくなったら連れ出そうと思ってます。
これまで、富士山、丹沢の大山など山岳信仰の活発だった土地に住んでいて山とは何かと縁があると感じています。白山比咩神社って大小合わせて全国に3000社くらい分社されてるって知ってましたか(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B1%B1%E4%BF%A1%E4%BB%B0)?全国に白山神社ってあるんですよ。私の実家の氏神様も白山神社でした。なんか勝手に縁を感じています。富士山についてもそうでしたが、地元の人に言わせるとあれは登るものじゃなくて見るものだって言われましたが1回は登ってみたいなと思います。
魚介が抜群に旨い

これは、日本全国が憧れるポイントですよ。魚は本当に旨いです。それを鮮度良く消費できるところにいるのは幸せだなと思います。とは言え、そんなに頻度は高くないんですが…。我が家はありがたいことに、結構お義母さんが差し入れてくれたりするんです。それもサラッとしていて粋なんです。江戸じゃないんですけどね。その振る舞いも含めて美味しく頂いてます。
フラットな地形(私の生活圏は)
海岸線から10kmくらいはとてもフラットな地形が広がってます。裏を返せば、水害のリスクは高いかもしれませんが都市機能も人口も田畑も集中しています。私の住んでいる所は条件にも恵まれていて徒歩圏内に大きな病院、スーパー、駅などなど生活に必要な施設が揃っている状態です。
前の職場の上司と話していて、家を購入する決め手が生活圏の地形だと言われたのを思い出しながら書いています。今は何でも無いかもしれませんが年を取った時に坂が多いのは大変だと言われたんですよね。その人はPT(理学療法士)だったので、職業ならではの視点だなと思いました。私の頭じゃ全然出てこない発想でしたね。奇しくも、その条件がしっかり当てはまっています。
土地が大きい!家もでかいよ。
土地の余裕は気持ちの余裕を生みますね。
東京神奈川を含む関東は息が詰まるくらいの間隔で家がひしめき合ってます。小松では土地とかも神奈川じゃなかなか見ない分譲面積で売られているのがデフォルトですしね。地価が違うと言われればそれまでですが、猫の額に庭も駐車場も無い家を建てるのが本当に幸せか?と言われるとそうではないかなと思います。
当然家も大きいですよね。北陸は基本的に家大きめみたいですが、それにしても立派な家多過ぎると思います。家を新築する時にお義父さんに案外小さいなみたいなことボソッと言われたのが印象的です。笑
私の感覚では十分過ぎるくらいデカいんですけどね。カルチャーショックってこのことですね。
野菜が旨い、これを広めたい

野菜も美味しいんですよ。お義父さんお義母さんが専業で農家をやっています。多分にポジショントークがあると思って聞いてください。笑
トマトを作っているのですが、スーパーで買うのと全然違うんです。肉厚で味が濃くて、初めて食べさせてもらった時は「トマトってこんなに食べ応えあったっけ?」ってくらい認識を変えられました。本当に美味しいです。
両親の同意が必要なのですが、近いうちにこれを何とか広めたいと思っているですよね。地場の物は採ってから消費までの時間が少ないと思うので近いものがあるのかもしれませんが、大阪など都市圏に出荷する野菜は思っていた以上に青い状態で出ていきます。ちょっとびっくりするくらいです。もちろん店頭に並ぶ頃には色付くんですが、ギリギリまで栄養されていた状態で色付くのと違いますしね。タイミングさえ合えばめちゃくちゃ美味しいのに遠くの街で「こんなもんか。」で消費されているかもしれないと思うとすごくもったいなく感じます。
流通システムに乗せると選果場に運べばそのあとが楽ですけどね。消費者に届くまでのタイムラグが大きく真価を伝えにくいのと、消費者の顔が見えないのがデメリットだなと思います。農家目線で行くと【選果】もハードル高いですよね。味は変わらないのに形が少し悪いだけで出荷できなかったり、単価が下がったりします。同じ時間的金銭的なコストを掛けてきたのにです。個人的には、味が良ければ多くの人が形については許容して買うんじゃないかなと思っています。めちゃくちゃ強面の店主がやってるラーメン屋でも抜群に味が良ければリピートしませんか?それと同じだと思うんですよね。
こんな感じで、実は農協のやり方じゃない方が良いサービス作れるんじゃないかなと割と本気で思っています。D2Cで生産者と顧客が直接つながって価値を伝えられたらいいんじゃないかなと思っています。
いつの間にか、小松のいいところから私の思いを語ってしまいました。
農家さんの支援については明確な思いを持っていて、起業しようと思ったきっかけもそこにありました。フィットネスで生産者を支えたいという思いは今も変わらないので少しずつ形にしていきたいと思います。
以前にこんな記事も書いていますので良かったら見てください。→【ビジョン】農家さんの支援をしたい話
待機児童なし?すんなり保育してもらえる

これですよ。スムーズ過ぎてびっくりしたのは。笑
神奈川では、かなり手間が掛かっていた印象なんです。保育してもらいたい時期の半年くらい前から準備を始めて、いろいろな書類も揃え、家庭状況が点数化され審査を経て保育してもらえるかどうかが通知される感じでした。そしてものの見事に許可されず待機児童でした。保育所の候補を3~4か所出してもですよ。
それが、小松だと希望する保育所に連絡したらその電話でOKみたいな感じなんですよね。笑
こんなんでいいの?って感じで面食らいました。でもしっかり今も保育してもらっています。
神奈川の知り合いには2年後の抽選が外れたと言っている猛者もいるので、なかなかに厳しいなと思います。行政の認可保育所の場合、労働実績が無いと入園を認めてくれないんですよね。でも、こちらからすると預かってもらわないと仕事どころか就活もできないんです。この押し問答が解決されないと厳しいと思います。その点の摩擦は非常に少なかったと思います。おすすめポイントです。
城下町の伝統を感じる、もっと知りたい
キレイな碁盤の目に町が整備されていたり、職業を表すような○○町(鍛冶屋町とか)という地名、不自然なクランク…城下町って感じがします。
歴史には全然詳しくはないですが、当時ここにどんな人がいて、どんなことをしていたのかを知るのは楽しいと感じるのでそんな楽しみも小松にはあると思っています。
和菓子のお店が多いことや歌舞伎が小松の伝統芸能として残っていることも歴史の表れだと思っています。
個人的には、小松城がなぜ芦城なのかが知りたいんですけどね。調べてもいまいちヒットしないんです。姫路城が白鷺城、熊本城が銀杏城と同じような別称だと思うんですが。知っている方がいたら教えてください。
東京から見れば地方ですが何か?
ここは地方移住での大きな懸念だと思うので少し書きます。実際に私もどんなもんかなと考えました。
大都市に出るのは確かに大変です。東京に行くにも、大阪に行くにもお金と時間が結構掛かります。その分もコストとして計算しなければいけないのがやはりネックではあります。近所にもなくはないのですが、どうしても物も情報も大都市に集中するのでフィットネス関係のセミナーも東京、大阪開催が多いです。
でもコロナでその概念も大きく変わりました。実は直接現地に居なくとも事足りることが証明されてしまいましたね。もちろん現場でしか得られないこともあるとは思うのでそれ自体がなくなることはあり得ないと思いますが、大学なんてオンラインで十分だと思います。そうなると学費なんてかなり抑えられますよね。かなりの転換期を迎えていると思います。この波に乗って地方移住が加速しているようですし、国の機関である東京国立近代美術館工芸館も石川に移転したりと行政においても全国でこんな動きが起きています。
関東にいる時間が長かったですが、やっぱり東京の人の多さには疲れますし、慣れなかったですね。年を重ねれば重ねるほど気合いを入れないと行けなくなっていた気がします。まず、道を真っ直ぐ歩けないのがかなりストレスです。人が多すぎます。電車で行くことが圧倒的に多かったのですが、帰りの車内を想像してげんなりしてました。ギュウギュウに押し込まれて乗ってますからね…何事もゆったりしている方がいいです。
電車の話をしたので少しだけ。小松にもうすぐ新幹線が通ります。着実に線路は作られていて、どでかい高架が道路を跨いでいます。加賀温泉駅にもホームを作っているので発着本数は少なめできっと【かがやき】は止まらないと思いますが、新幹線はやはりワクワクしますね。ただ、新幹線開通と共にサンダーバードがなくなると思うと残念です。結構好きだったんですけどね。第3セクターの定めですね。
金沢駅発着ですが、【花嫁のれん】にも乗ってみたいんです。ゆったり和倉まで観光特急に乗っての贅沢もいいですよね。金沢駅の出発ホームの雑さと言うか、長いホームの端っこにが専用ホームっていうのもまたいいんですよ。
ここが第2の故郷です

気が付いたらかなりの長編になりつつあるのでここで結びます。
結論としては何だかんだでのびのび生活できています。出会った人皆さん親切にしてくれて正直ホッとしています。
2年経ってやっと馴染み始めた感じですかね(遅いよ。笑)。
今思うと、ここにずっと住むんだと肩に力が入っていたと感じますが、実はもっと楽に生きていけそうな気がします。と言うか、そうしないと体が持ちませんね。この先の人生、焦らずまったり過ごせたらいいなと思います。そして、きっとそうさせれくれそうな雰囲気が小松にはありますし、そんなところが小松らしさかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。



