【運動の事前準備】息子の若木骨折からフィードフォワードについて考えたこと

先日僕の不注意で、もうすぐ4歳になる息子を骨折させてしまいました…

息子には本当に申し訳ないことをしたと思うのですが、その際の色々な状況がスポーツやフィットネスの分野においても大切になることでいっぱいだったのでその備忘録として今回の記事で残したいと思います。

ざっくりと状況を振り返ると、

70cm程の高さからジャンプ

着地に失敗

かなり痛がり、歩き方がおかしい

なんでもないだろうと思いつつ受診させると骨折していた…

こんな感じでした。結果すぐに病院に行ってよかったです。繰り返す外力、再度大きな外力が加わっていたら重症化は免れないところだったと思うとヒヤヒヤものでした。ちなみに骨、筋肉、関節系は小児でも整形外科です。小児科は内科がメインだと認識してもらう方がいいと思います。

なんかおかしいなと思ったのは、受傷後かなりの早期から腫脹、熱感が出始めたことです。経験的に軽度の捻挫や筋腱の炎症であればこのような兆候はもう少し時間を置いて現れると思っていたからです。見る見る腫れが進んだので近くの整形外科に駆け込みました。

結果、左の第1中足骨の骨折でした。骨折と言ってもレントゲン上明らかな骨折線は無く幼児特有の若木骨折です。右足に比べてほねがひしゃげたような形をしていました。

幸いその程度で済んだので足裏にあてがうギプスシーネをしていれば歩行を許可され、完治まで1〜2ヶ月程とのことでした。

ここで何故今回骨折してしまったのかを考えました。もちろん大きな負荷が患部に掛かったからなのですが、支えきれない程の負荷が掛かった原因は何なのか少し掘り下げてみたので解説します。

受傷した高さのジャンプは普段何事もなく着地していた高さです。では何故その難易度で着地にエラーが生じたか…

恥ずかしながら僕がそのことに関与しています。本人は僕に抱き付くつもりでジャンプしました。でも僕は着地するものだと思って手を貸さなかったんです。そしてケガが起きました。

息子から見るとジャンプする前のイメージと実際に起こったことにギャップがありますよね。飛び付いて抱えてもらうつもりが自分で着地しなくてはいけなくなった。着地までの時間で準備が間に合わなかったんです。

これってつまり意図した運動を行う前に動作が完了した時のイメージがあると言うことですよね。今までの色々な動きの成功、失敗の経験から動作をコーディネートして実行するというプロセスを踏んでいる証だと確信しています。これをそう呼んでいいのかは正直分かりませんが運動の成功率を高める事前準備という意味ではフィードフォワードに近い機能についての事例だと思っています。

運動の結果を受けてそこで得られた情報を次に活かすのがフィードバック、運動に移る前に条件を整えるために行うのがフィードフォワードという認識です。例えば、ジャンプ前には瞬間的に体幹の筋肉が強く収縮し地面を押す条件を整えパフォーマンスしやすくしています。

これら運動の協調性は疲労と共に落ちる傾向にありますし、ほんの少しの外力が加わっただけで見事に崩されます。それで全てがケガにつながるわけではありませんがリスクは当然上がります。

扱う運動が速く、重く、強くなるほどそれらに対する準備、フィードフォワードは条件が厳しくなるので運動の難易度は上がります。だから少しずつスピード、ウェイト、インテンシティーを上げていく必要性があるんですね。

今回の息子のケガでこんな事を考えました。正にこの経験を糧にして息子には運動能力を高めてもらいたいですし、僕自身も専門家として精進していきたいと思います。

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