【Context】最適解を見つけるには、前提をはっきりさせるのがすごく大切という話。それが文脈を考えるということ!
石川県小松市にある
パーソナルトレーニングジムLOCOZYです。
筋トレと言えば、何kgを上げたか?が注目されがちですが、
それだけで判断すると本当に高めたい能力は十分に刺激されないですよ。
今回はそんな内容です。
何をしたいか?で最適解は変わる!

これは筋トレに限らずだと思いますが、
あるもの単体で良し悪しは単純に評価できないです。
万人にとって絶対的な正義も悪もないですよね?
立場が変われば見方が変わりますから。
スポーツとかでも一緒で、
ボディビルや相撲、柔道とかだと
筋肥大がからだ作りの最重要項目かもしれませんが、
マラソンランナーがそんなことしたら多分走れなくなります。
マラソンランナーにもある程度は
メリットあるかもしれませんけどね…
でも、割と序盤でデメリットがメリットを上回ってしまって、
トータルで効果を見出せなくなります。
だから、取り組む前に、
誰が?
何のために?
何をするの?
ということを立ち止まって考える必要があります。
軽いけどパワーは大きい!が実在するから
筋トレを例にすると、
大きな重量を持ち上げることが
そのままパフォーマンスアップにつながるとは
限らないということです。
スポーツの局面は多くの場合”一瞬”ですよね。
一歩で相手を抜き去るとか、
一瞬で相手との距離を詰めるとか、
数メートルでトップスピードに到達するとか、
極めて短時間で大きな変化を生み出すのが大切なわけです。
つまり、力を出そうと思った瞬間に
素早く動ける必要があるということです。
これを”力の立ち上がり(RFD)がいい”と表現したりします。
力と速度はトレードオフの関係にあるので、
一方が大きくなると必ずもう一方は小さくなります。
自分の限界値を大きくしない限り、
重たいものを持ち上げようとするとその挙上スピードは絶対に落ちます。
これは絶対です。
【重さ×移動距離】÷【完遂に掛かった時間】
この計算結果が大きくなるほど、
爆発的に力発揮できているイメージです。
50㎏スクワットと127.5㎏デッドリフトを比較してみた
ちょっと具体的な数字で見てみましょう。
最大スピードを意識して、
50㎏のスクワットと127.5㎏のデッドリフトを
比較します。
計算を追い掛けるのも大変なので
サマリーをご覧ください。
今はこんな情報もデバイス簡単に取得できます。
かなりして割と安価に手に入るようになりました。

横長の青丸にあるkgと縦長の青丸のどれかを掛けるとそのレップ時の力総量が計算できるとします。
パッと見で、右側デッドリフトの方が数値は大きくなりそうですよね。
一方で、
赤丸で囲った部分では挙上スピード(左端)と
瞬間的に発揮したパワー(右端)に注目してほしいです。
扱っている重さはスクワットがデッドリフトの半分以下なのに、
ピークワット(Peak[W])はスクワットの方が高いです。
およそ1,000Wなので、
瞬間的にはもう少しでコンビニの業務用電子レンジくらいの出力です。笑
デッドリフトは家庭用電子レンジ(600W)が良い所なので、
アウトプットしたパワー(W)は決して重量に因らないことが分かります。
見る角度次第でメリット、デメリットは変わる!


スクワットがすごくて、
デッドリフトはしょぼい
ということを伝えたいわけではありません。
重さを逆転させれば種目に関わらず現れる結果も逆になるはずです。
何かの目的のためにトレーニングしているのであれば、
そのトレーニングで得られる効果をしっかり見積もって
取り組むべきだということを伝えたいのです。
今回の例で言えば、
スクワットの設定は瞬発的な動きにつなげやすいでしょうし、
デッドリフトの設定は力の絶対値を押し上げることが期待できるでしょう。
前者は動きの素早さ、後者は押し合いに負けない踏ん張りといった感じです。
得られる効果が違うのです。
どちらが優れているのか?は、
どんな話の中で語られるかで全然変わります。
力士が立ち合いで負けないようにするなら
デッドリフトの設定でしょうし、
サッカーの出足を速くしたいなら
スクワットの設定でしょう、
ということです。
これがトレーニングを文脈の中で理解するというコンセプトで
【コンテクスチュアルトレーニング】とも言われます。
そんなことも考えて、多角的にトレーニングを進められるといいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
お近くにお住まい、お勤めで
こんなイメージでのトレーニングをご希望の場合は
こちらからお問い合わせいただけます。

